野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

文庫で復活した名著

相変わらず、堪え難いほどに重いぞ、はてなダイアリー。物理学者・シュレーディンガーによる名著(と言われている)「生命とは何か」。 生命とは何か―物理的にみた生細胞 (岩波文庫)作者: シュレーディンガー,Erwin Schr¨odinger,岡小天,鎮目恭夫出版社/メー…

もっと観せろ

天保山のサントリーミュージアムに、「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」というのを観に行った。 感想は「えーそんだけなん!?」だな。ちょっと物足りない。 もともとクリムトもシーレも、特別に好きなわけじゃない。でもやっぱり、実物をみたらちょっと…

コンプリートしました

どうも昨日からはてなが異様に重いのだがどうしたのだろう。さて、やっとのことで「CODE COMPLETE」を読み終わった。あまりにデカくて重いので持ち歩く気にならず、家でだけ読んでいたので、なかなか捗らなかったのだ。 Code Complete第2版〈下〉―完全なプロ…

スペインバルにて

フルール・ド・ビエールというおフランスの酒を味見させていただいた。 Fluer de biere=ビールの花?ビールの醗酵液を蒸溜し、熟成させたスピリッツなのだそうだ。 独特の味。ちょっとミントっぽいフレーバーがある。でちょっと甘い。ショットグラスに半分…

Déconstruction d'objet

アリスター・コーバーンの「アジャイルプロジェクト管理」を読んだ。 アジャイルプロジェクト管理 (アジャイルソフトウェア開発シリーズ)作者: アリスターコーバーン,Alistair Cockburn,長瀬嘉秀,今野睦,テクノロジックアート出版社/メーカー: ピアソンエデ…

若年性?

今夜は鍋だ、てんで買い置きのよく冷えた白ワインを飲んでみるか、と思った。 のだが、その秘蔵のよく冷えた白、というのがどこにもない。おかしいなあ。すでに飲んでしまったと考えるのが妥当であるのだが、残念ながらまったく記憶にない。いったいどういう…

Yes, we KANBAN

23日、勤労感謝の日はPFP関西のワークショップに行ってきたのであります。記念すべき20回目。場所はパナソニックリゾート大阪、って要は保養所やろ、またえらい辺鄙なところにあるんちゃうんか、と思ったら吹田市内、というか家からチャリで15分の激近!平鍋…

当然黒に戻しましたとも

Mac

iTunesがバージョン9.02にアップデートされた。このバージョンから、グリッド表示の背景色として黒が選べるようになった。よほど前の真っ白けバックの画面の評判が悪かったのだろう。かくいうわたくしもバージョン9.0になってからの、あの真っ白画面はちょっ…

オークション

今年の1月に、もんのすごく久しぶりにスキーをした。面白かったのだが、あまりにコケまくるのにどーでも良いようなウィンドブレーカみたいなものを着てやっていたため、最後の方はびちゃびちゃになって死にそうだった。今度はやはりちゃんとしたギアをそろえ…

スパイ入門

先日読んだ「ぼくらの頭脳の鍛え方」という本には、立花隆・佐藤優両氏によるオススメの書籍のリストがある。「知的欲望に満ちた社会人へ」として佐藤氏が選んだ本の中に「スパイのためのハンドブック」がある。佐藤氏によるコメントは以下のとおり: 冒頭に…

いつまで続くのか見せてもらうさ

なんば高島屋の地下1階食料品フロア、本館と別館の通路あたりに酒売り場があり、ここではお買い得ワインが手に入る。ということでときどき利用しておったのだが、なんと改装のためか無くなってしまっている。と思ったらそうではない、場所が移動しているだけ…

300ページの苦行

いやー、まいったぜ。 「レヴィナスを読む」っていう本を読んでみたのさ。 もうね、何が何だかさっぱりわからん。 レヴィナスを読む―「異常な日常」の思想 (NHKブックス (866))作者: 合田正人出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 1999/08メディア: 単…

シウマイを食べ損ねた

なんだか酷い二日酔いだ。 展示会(Embedded Technology 2009)の見学で横浜まで行ったのだが、往路の新幹線の中ではずっと死んでいた。カンファレンスも半分死んでいた。昼飯なんぞ食べられるはずもない。午後からは展示会場を見て回ったが、どこかのブース…

テッポウ食べそびれた

高槻の「よしの」でやきとんを数本食べてから、茨木の「ハポロコ」へ。こいつぁゴキゲンだ。 イベリコチョリソーを喰らったぜ。どんだけ豚好きやねん。 そんな無茶な飲み方をした覚えは無いが、泥酔したぞ。

家の中でも危険が一杯

リビングの戸を開けたら、それで自分の顔を強打してしまった。幸いにして鼻血は免れたが、鼻の頭を軽く擦りむいて、赤くなっている。酒焼けと間違われるがな、カッコ悪い。どうして、こんなことになってしまうのか。まったく理解できない。何かの身体感覚が…

天下分け目の

天王山は紅葉の穴場らしい。ハイキングコースとしても手頃である。ということでちょっくら行ってみた。阪急の大山崎駅下車で、約1時間半のコースだ。 残念ながら紅葉には少しばかり早かったようだ。爽やかな天気で、なかなか結構でありましたが。 ついでにサ…

ちとグロいけど

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」といえばノラ・ジョーンズ主演(なぜ「しゅえん」が「酒宴」に変換される?)の映画である。 一方「ストロベリーナイト」という小説は、前記の映画とは似ても似つかぬ殺伐とした小説だ。以前から広告で見かけては気になってい…

Histoire de la folie

なんだかフランス語ってやっぱり難しいなあ。Car j’aurais beau faire : je ne manquerais pas de vouloir le justifier pour ce qu’il était et le réinscrire, autant que faire se peut, dans ce qui se passe aujourd’hui.そんなに難しい単語は無いけど…

見かけ倒しかよ

バーニャカウダに挑戦してみた。まあ、なんとなくそれっぽい味になったのだが、このソース(ディップと呼ぶべきか)は冷めないようにする必要がある。だから本当は固形燃料で保温する専用ポット(ちょっとした宴会などで一人分の鍋を作るためのアレ、みたい…

「これだけは」と言われても

書店で見かけて、「これだけは知っておきたい 組込みシステムの設計手法」というタイトルだけでなんとなく気になって手に取り、ぱらぱらとめくってみるとイマドキの組込みソフトウェア関係ではちょっと注目のトピックなんかも軽くちりばめられていたりしたの…

Softbankでした

真田彩未ちゃんから携帯メールが来た。 「携帯電話のEメールアドレスを変更しましたので連絡します」と。 誰やねんお前。 ググってみたがそれらしいものはヒットしない。どうやら発生してからまだ日が浅いな。 そんな初級編に引っかかるほどスカタンではない…

声に出して読みたい?

最近読んだいくつかの本より。 原稿に書いたものを推敲する場合でも、黙って読まないで音読すると、考えの乱れているところは、読みつかえるからすぐわかる。声も思考の整理にたいへん役立つのである。 『平家物語』はもともと語られた。くりかえしくりかえ…

2杯飲んだら1杯サービス

新世界で飲んできた。普段ほとんど足を踏み入れることのない界隈である。最近では結構クリーンになってきつつあるという噂だが、なるほど確かにそんな感じだ。じゃりん子チエも少々肩身が狭かろう。 そして、「2杯飲んだら1杯サービス」という風習、噂には聞…

孔明の嫁選びと三顧の礼

三国志といえば、日本人なら知らないものはいない(読んだことはなくても)ぐらい有名な物語だ。そして、そのキャラクタの中でも一、二を争うほどに人気が高いのが、天才軍師の名をほしいままにする諸葛亮・字は孔明。 なのだが、実を言うと「三国志」(北方…

く、苦しい

なんでインド料理っていうのはあんなに量が多いんだ。 いや、量はさほど多くないのかもしれん。おそらくあのナンというやつが、やたらと腹にこたえるのだな。それ以外にもサモサとかタンドリチキンとか。 日本人向けに辛さ控えめ、でもやっぱりちょっと毛穴…

2段組みで500ページ以上もあるんだぜ

通勤経路の最寄り駅にある某書店。 レジにはお姉ちゃんが常時2〜3名。どういう加減か、ときに客が集中してさばききれず、レジ前に行列ができることもある。そしてこの店には、どういう立場かは知らんがそれなりに高いポジションにいそうなおっさんがおり、い…

今年もてんこもり

昨日は11月3日、文化の日。全国的に祝日だ。レヴィ=ストロースの訃報を聞いて驚いた。訃報そのものに対してではない。彼がつい先日まで、まだ生きていたということに対してだ。享年100歳。 そんな秋晴れの爽やかだが寒い日に、例によってとあるイベントで荒…

やっぱりキモグレン

また臓物を喰らった。ウマかった。 わたくしはどうも脂の多い部位を好んで食べる傾向があるようだ。こいつあ体に悪そうだ。

極悪非道の正しい使い方

以前、マキアヴェリの「君主論」を読んだのだが、まあはっきり言って、あんまり面白くなかった(2007年1月16日のエントリ参照)。 だけど先日書店で見かけた「よいこの君主論」はめっぽう面白いぞ。 よいこの君主論 (ちくま文庫)作者: 架神恭介,辰巳一世出版…

ソフトクリーム食べ放題

ウチの近所、中環ぞいに「メディアカフェ キューブ」というのができた。 いわゆるところのネットカフェだ。 今日はじめて行ってみたが、なるほどこいつあ至れり尽くせりだ。昨今ではネットカフェ難民なるものが何かと話題になっていたりするが、より快適な居…