いやー、まいったぜ。
「レヴィナスを読む」っていう本を読んでみたのさ。
もうね、何が何だかさっぱりわからん。
レヴィナスを読む―「異常な日常」の思想 (NHKブックス (866))
- 作者: 合田正人
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
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途中で気づいたのだけど、これって多分、レヴィナスの思想についての入門書じゃないな。レヴィナスの思想を理解している人が対象で、スピノザとかウィトゲンシュタインとかの思想と比較しながら、レヴィナスの思想について検討を加える、というような主旨なんではないかと思われる。
不思議なのは、先日読んだフーコーの思想についての解説本の時ほど腹が立たなかったということだ。わからなさがあまりにブッ飛んでいたのだろうか。それとも単に慣れてしまったか。
この作者はレヴィナスの著作(「存在の彼方へ」とか「神・死・時間」とか)の翻訳もやっているようだ。この調子だと、これらの本は敬して遠ざけた方がよさそうだ。