野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2012年のまとめ

先ほど、日付が変わる少し前になんとか年賀状を書き終えた。やれやれ。 何だか今年もあっという間だった気がするなあ。それはつまり、老化が進んだということなのだろう。じっさい基礎代謝が落ちてるってのは実感するし、めっきり小さい文字が見えなくなって…

用紙に問題があるのはわかってますけどね

2週間ほど前、仕事で外出しているときに妻から「プリンターが壊れた」とメールが入った。ちょうど午前中の予定が早めに終わり、午後の予定まで少し時間が空いていたところだったので、ヨドバシへ行って適当なものを買うことにした。最近のインクジェットプリ…

「断捨離」なんかくそくらえだ

年末年始の休みに入った。実家には30日から帰るとして、29日はそのための体勢を整えるための一日と位置付けている。すなわち、年賀状の準備であるとか部屋の掃除であるとか。 年賀状の準備のために、住所録のメンテをした。「宛名職人」のバージョンを16から…

しごとおさめ?

どういうわけかここ2、3年ほど、年末年始に鳥取に帰省した際に豪雪をくらってひどい目に遭っている。一応タイヤチェーンを用意はするのだが、どうもうまく使いこなせない、あるいはチェーンすら役に立たない、というような事態に陥っている。ここはやはり、…

ゴルトベルク変奏曲と進化の論理

「動的平衡2」もまた、ずっと気になっていた一冊だ。 動的平衡2 生命は自由になれるのか作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 木楽舎発売日: 2011/12/10メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 81回この商品を含むブログ (18件) を見る 副題は「生命は自由になれる…

おいしいと評判のメニュー!

忘年会5発目。いや正確には忘年会ではないのだけどとにかく飲み会ということで。あ、でもそうすると23日、24日にもクリスマス宴会やってたから7発目ですやん。いやはや。 参加人数はかなりのもので、堺東にある某ホテルの宴会場にて行われた。会費は5,000円…

クラシック強化週間

なぜかここのところクラシック音楽ネタが続いているわけですが。 以前から気になっていた小説「シューマンの指」が文庫化されたので、さっそく買い求めて読んでみた。 シューマンの指 (講談社文庫)作者: 奥泉光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/16メ…

ボックスセットという病

俺様からのクリスマスプレゼントが届いた。 ポリーニのショパン・コレクション、9枚組だ。 いやもう、ボックスセットには惑わされない、と心に決めたはずなのだが、こればっかりは致し方ない。この手のボックスセットにありがちな、やたら古いモノラル録音だ…

マエストロと語る

世の中にはいろいろと面白そうな本が出ているのだが、基本的に小説などについては、たいてい文庫になるので、単行本が出てもすぐには買わず、文庫化されるのを待ってから買う。小説以外でも、これは多分そのうち文庫化されるだろうな、と思われるものはでき…

ベートーヴェン祭り開催中

ベートーヴェンの9番のついでに、ちょいと"Glenn Gould plays Beethoven & Wagner"も。これ2枚組で1,090円(Amazonでは838円!)だってんだから、もうむちゃくちゃですなぁ。 Glenn Gould Plays Beethoven & Wagnerアーティスト: Glenn Gould出版社/メーカー…

師走の合唱付き

12月も半ばをすぎ、何だか知らんが差し迫った感じになってきたわけで。こんな師走にはやっぱりベートーヴェンの「第九」ですよ。 なんて言ったって、ちゃんと聴いたことは無いんだよあたしは。でもだいたいの人はそうじゃないの?コーラスで最後のあの「合唱…

ワトソンは生きていた

書店でジャレド・ダイアモンドの「文明崩壊」が文庫になっているのを発見。うむこれは、と思ったがしかしこのようなマッシヴな本は少しじっくりと腰を落ち着けて読みたく、こういう師走の慌ただしい日々の中ではちょっとそんな気分にはならない。ふとその横…

連日の夜更かし

忘年会4発目。今日は堺東の「らいさん」にて。 この店、過去にも何度か行ったことがあるのだが、実はなかなか悪くないんである。まあキャパはさほど大きくはないのだけど、20人ぐらいなら楽勝で収容できる。 料理おまかせ+飲み放題のコースで、鍋まで出てき…

来年はキタムラあたりでひとつよろしく

いわゆるところの師走でございまして、ぼちぼち年賀状など用意せなあかんわけで。ここ数年は、自前の写真に名前と住所、そして謹賀新年的な文字を入れたものを「楽天写真館」にて年賀はがきに印刷したものを注文する、ということをしている。同じようなデザ…

こりゃたしかに奇跡の対話集ですわ

書店をうろうろしていると、黒い表紙の文庫本、「六つの星星 川上未映子対話集」、なんてものを発見してしまった。ふーん、と思って手に取り、裏表紙の紹介文を読むと「川上未映子が、敬愛する作家や生物学者、哲学者、精神科医ら6人と切実に語りあう」とあ…

恐るべしアメリカ資本

忘年会3発目。梅田の「アウトバック・ステーキハウス」にて。 この店行ったことなかったのだけど、そういえばアメリカで見たことある。めっちゃチェーン店で、あちこちにあったような気が。肉は基本的にオージービーフらしいけど、テイストはアメリカン。と…

色々と考えてはりますな

「世界の経営学者はいま何を考えているのか」なんて、こりゃまた大きく出たなと思いながら。 世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア作者: 入山章栄出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2012/11/13メディア: 単行本(…

木曜日の夜はスンドゥブ鍋

久しぶりに東京へ出張した。9月以来だ。とある研究会に参加するためである。研究会は午後からの参加でよかろう、ということで10時過ぎに東京駅に着く新幹線に乗った。会場は都営新宿線の船堀駅前である。とりあえず船堀まで行って11時。ちょっと早いが昼飯を…

シャガールにうれぱみん

川上未映子さんのエッセイはいくつか読んだことがあるが、小説は読んだことがない。ということで今回読んだ「ヘヴン」が初めて読んだ小説ということだ。 ヘヴン (講談社文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/05/15メディア: 文庫購入: …

今年の売れスジ

今年も出てますね、タワレコの【2012ベストセラーズ】年間チャート大発表。 邦楽・洋楽あわせて40枚のうちあたしが買ったのはノラ・ジョーンズの"Little Broken Hearts"だけでしたよ。 ところがJAZZ, CLASSICAL部門では、ノラ・ジョーンズに加えて(ノラの新…

節度のある大人というものは

忘年会2発目。 どういうわけか、先週行ったのと同じ店だった。なんでやねんなもー。 いやまぁ別に良いんですけどね。ちょっと駅から離れた辺鄙な場所だし、けっこう穴場なんかなあと思っていたのに、まさかの2週連続ですよ。 でも来週の3発目は違う店ってい…

失われた36曲

Mac

わたくしのMacBookから新しいMacBook Proへの移行はきわめてスムーズに行われた、と書いたばかりだが、実はちょっとした問題をかかえている。 昔々、iTunes Storeが日本にやって来る前、iTunes Music Store(以下iTMS)なんて呼ばれていた頃にアメリカのiTMS…

黒豹から獅子へ

Mac

まことに寒い日曜日であった。あまりに寒いのでなかなか出かける気にもならず、ほぼ一日家に引きこもって暮らしてしまった。 引きこもりついでに、Macの設定などちまちまと。といってもわたくしの新しいMacBook Proについては、あっけないほど簡単にセットア…

立つ鳥跡を濁さず、なんてな。

Mac

MacBook Proが届いた。実は金曜日に届いていたのだが、平日はあれこれいじっている余裕もないので、土曜日にセットアップすることにした。 今まで使っていたMacBookのデータはすでにTime Machineで外付けHDDにバックアップを取っているので、データの移行は…

神仏と男たち

「大阪の神さん仏さん」を読んだ。現役の僧侶にして宗教学者でもある釈徹宗さんと歴史学者の高島幸次さんによる対談がもとになっている。いや正確には対談ではないな。ナカノシマ大学のお二人がそれぞれホスト・ゲスト役を入れ替わった講座だな。 大阪の神さ…

まずは手堅く

12月に入ったことだし、さっそく忘年会、一発目。 堺東の「二葉」にて。 和風ダイニングですって。 ちょっと駅から離れているので、穴場的な感じがする。値段はびっくりするほど安くはないが、そんなに高くもない。料理もわりとまっとうで。なかなか悪くない…

Conclave

Mac

今使っているMacBookの後継を買うとしたら、何が良いのだろう。 120GBのHDDは、残り容量10GBを切っている。メモリは増設(というより換装)して3GBにしている(ほんとは4GBなのに…)。SafariもiTunesもiPhotoも、最近なんだかやたらと動作が重い。 ディスプ…

吉本新喜劇と父親殺し

「戸村飯店青春100連発」て、これまたなんちゅうタイトルか、と思ったが、読んでみたらうーん確かに100連発かもな、と。 戸村飯店 青春100連発 (文春文庫)作者: 瀬尾まいこ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/01/04メディア: 文庫 クリック: 2回この商品…

蔵垣内商店街について

日曜日は寒かったのでほぼ引きこもっていた。と言いながらも、昼飯を食べに出たのだった。ごく近所だけれども。そう、うちの近所には「蔵垣内商店街」というのがある。もっともそう呼んでいるのは、その商店街を構成している3軒の店舗、焼肉屋と中華屋と酒屋…

イカレイタ公と酔いどれアイリッシュに石頭のポーランドじじい

いよいよ12月になってしまったわけで、今年も残すところ一月を切ってしまったわけだ。やれやれ。 そら寒くても当然ですわな。天気も曇りがちで、どうもあんまり外出する気にもなれず、ほぼ引きこもって暮らした日曜日だった。 そんな日は撮り溜めた映画なん…