野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

本当はトレーシーの肖像

週末になると、別に用も無いのに「ポイント3倍」とかいう営業メールに釣られて、ついタワーレコードに行ってしまう。 そりゃあね、行ったらなんかありますよ。 今回は、いつもの「輸入盤千円生活」でふっと目についた "Jaco Pastorius" が試聴機にセットされ…

萬事気嫌よく

もうかれこれ一週間ほど前のことになるのだけど、小学館から出ているCDマガジン「落語 昭和の名人 完結編」の創刊号を買ったわけですよ。なんと言ってもアナタ創刊号は桂枝雀師匠、そして創刊記念特別価格で490円! 落語 昭和の名人完結編(1) 桂枝雀(壱)[…

やっぱり地続き?

加門七海さんのホラー小説って、そりゃもうめちゃめちゃ怖いのだけど、その一方でエッセイ(?)はなんだか変なテンションで妙に軽いというか。ほら、「うわさの神仏」シリーズですよ。 うわさの人物 神霊と生きる人々 (集英社文庫)作者: 加門七海出版社/メーカ…

野蛮人たちの対談

「響きあう脳と身体」が文庫になっていたようだ。自分では買わないが、Rさんに借りて読んだ。 響きあう脳と身体 (新潮文庫)作者: 甲野善紀,茂木健一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/10メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見る…

晩飯は「ざうお」で

出張で東京に来ておりますです。今日は大井町で泊まり。 どうでも良い話だが、今日泊まるところを探そうと楽天トラベルで品川近辺のホテルを検索すると、シングル一泊2万とか3万とかいう法外な値段のところばかりヒットする。バカこくでねぇ、と思って「値段…

生年月日を言うてください

先日、米朝落語全集とセットで買った、「枝雀 落語大全 第三十五集」。 収録されているのは名演との呼び声が高い「代書」と「いらちの愛宕詣り」だ。 枝雀落語大全(35)アーティスト: 桂枝雀出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)発売日: 2001/04/25メディ…

言っとくけど鼻が赤いのは日焼けのせいだからな

金曜日に鳥まる行ったばかりだし、昨夜しこたま泡盛を飲んだところなのだけど、今日は堺東の焼鳥屋、炭火焼鶏Dining UP−ROARとかいうわけわからん名前の店で飲み会でござんした。 焼鳥、なかなか美味しゅうございましたですよ。飲み放題の酒がちょっと制限キ…

なんくるないさ

月曜日から飲んだくれてました。梅田の「沖縄居酒屋 轟屋」で。 ライブはいつもの下地健作くんで、まーあいかわらずけんちゃん元気いっぱいだこと。おかげでちょっとばかし泡盛を過ごしてしまったよ。 まーやっぱりそーみんちゃんぷるーには島とうがらしがは…

痛いし眠いしもうええわ

昨日スキーをした後、イオンモール草津で晩飯を食べて風呂に入って、夜は京都の弟の家に泊めてもらった。京都に着いたのは午後11時を回っていたのだが、なぜだかそれからビールを飲み始め、ワインなども開けてしまうという体たらく。 そもそも前夜に飲んだく…

カレーうどんはいまいちだったけど

ここ数年、正月の1月2日にはスキーに行くのが恒例になりつつある。のだが今年の正月は山陰地方の記録的な豪雪のため身動きがとれず、またあの状態で雪山へわざわざ出かけていくというのもあまり賢明な行動ではないように思われたためスキーは「見送り」とな…

別途エスプレッソも

福島の鳥まるへ行ってきた。2号店のほう。いやはや大変に結構な店である。焼鳥が絶品なのは言うまでもないのだが、薫製やら白肝のパテやら、ワインいっとけコラ、的なメニューに乗せられて、つい一本いってしまったではありませんか。あーもうキケンな店です…

良く読むとこれまた鬼畜の人でなし

何を思ったか、「好色一代男」に手を出してしまった。それも岩波文庫の原書に。無理矢理に十数ページほど読んではみたものの、ほとんど意味が取れずあえなく断念。仕方がないので、適当な現代語訳を探してみることにした。 そしたらあるじゃないですか、中公…

そらあんた殺生だっせ

2月2日、わたくしがドイツで肉塊を貪っている間に日本ではFried Prideの新譜がリリースされておったのですよ。"For Your Smile"ってね。 出遅れてしまったが仕方がない。先日の三連休の中日、梅田に出かけた際に、夕方から用事があるから早く帰らなければ、…

そりゃ痛風にもなるよね

Mさんオススメの本命、池波せんせいの「男の作法」を読んでみた。 男の作法 (新潮文庫)作者: 池波正太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1984/11メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 61回この商品を含むブログ (100件) を見る いやはや、寿司の注文の仕方、…

なぜか焼き場には辿り着けず

先日の出張で、飛行機の中で聴こうと思って落語のCDを二枚ほど買ったわけですよ。まずは米朝師匠の「らくだ」と「京の茶漬」。 特選!! 米朝 落語全集 第七集アーティスト: 桂米朝出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)発売日: 1990/06/27メディア: CD ク…

バレンタインの罠

久しぶりに豊丸で一杯やってきた。店が一部改装されていて、ややこぎれいになっていた。儲かってまんな、豊丸。 例によってしこたま天ぷらを喰らい、その他マグロやいかの一夜干しやたこの唐揚げやサザエのつぼ焼きなど食べ、ビールやら焼酎やらを飲んで。「…

泥と神話

東京の山手線より外側のあたりは、大昔は海だったのだそうだ。それより内側のほうも、かなり複雑に、まるでフラクタル図形のように入り組んだかたちで海が入り込んでいた。それらの土地は長い長い時間を経て陸地になるのだが、そこには「土地の記憶」とでも…

残り2枚も頼むぜHMV

昨年の暮れに、なんとなくfenneszのアルバムを安くで売ってるところがないか調べていたら、HMVオンラインでずいぶん安くなっていることがわかった。それだけでは送料がかかってしまうので、かねてから気になっているものの購入に踏み切れないでいた他のCDも…

まったくおませさんなんだから

ドイツ人ってのは几帳面だと思ってたのに、意外とのんびりしてやがる。「明日送る」って言ったらちゃんとその翌日に送ってこいよなまったく。しれっと「ごめんできひんかったわ」とか言ってくんな、本当はイタリア人とちゃうんかお前らは! …もっとも、イタ…

三十六計逃げるに如かず

先日映画化されて話題になった「ゴールデンスランバー」の文庫版が出ている。先週の出張に持って行って、行き帰りの飛行機や空港の待ち時間に読んだ。 ゴールデンスランバー (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/11/26メディア: …

天満も熱い

実は、今年の1/3以来、もうひと月以上も飲みに行って無かった。いや何かの喩えとか冗談とかそういうのじゃなくて、本当に。 というわけでほんとに久しぶりに飲みにいくことになり、かねてから懸案の天満を攻めてみることにした。 まずは中華。「双龍居」とい…

『「緋色の研究」の研究』の影響

「シャーロック・ホームズ」のシリーズって、小学生のときに何冊か読んだような気がするのだが、例によってその内容をちーとも憶えちゃいねえ。そもそも何を読んだのだろう。「バスカヴィル家の犬」とか「恐怖の谷」とかそのへんだろうか。とりあえず「緋色…

総集編

帰ってきた。やっぱり日本は良い。 帰宅したのは正午すぎだったが、とにかくしんどかったので、まず風呂に浸かって昼飯を食べて寝ることにした。今回はほとんど時差ぼけはなくてそれはよかったのだが、とにかく後半からやたら咳が出て頭痛が、というのに悩ま…

スイスフランなんて持ってても仕方ないし

すべての予定を完了し、これで後は帰国するだけ… だが、体調は最悪だ。 とにかく咳は出るし、頭は痛いし。ってひょっとして風邪?熱はなさそうだけど。 とりあえず帰りのフライトはバーゼルのユーロエアポートで10:10発。なのでそんなに慌てる必要はない。朝…

げほげほごほ

いよいよ最終日。本日の予定は宿泊しているホテルの会議室でミーティングだったので、特に移動もなく楽、と思っていたのだけど、ずっと咳が出るしなんだか昨夜ぐらいから体がだるくなってきて頭も痛いしひょっとしてやっぱり風邪?と思いながらもなんとか午…

kleinはsmallのことだろ

2日の夜はチューリッヒ泊で、朝のうちにチューリッヒからバーゼルへ移動した。車で約1時間。 バーゼルあたりまで来ると、まったく雪もつもってない。気温は昼間で2〜3度だから、まあ寒い日の大阪とそんなに変わらん感じだろう。 バーゼルにある某ベンダとの…

水がなければビールを飲めば良いのよ

アラームは6時にセットしていたのだが、4時過ぎに目が覚めた。今から寝てもしかたないし、ということでそのまま起きてシャワーを浴びて。 今日必要な資料がまだできてないので、小一時間ほど作業。それから朝食を食べて、荷物をまとめて… とかやってるとほぼ…

ゲルマン民族恐るべし

ミュンヘン2日目。仕事は初日だ。 6時半にアラームを設定していたが6時に目が覚めた。夜中に一回目が覚めたが、それなりの睡眠は確保できたような気がする。今回はあまり時差ボケがきつくない。ありがたいことだ。 ホテルの朝食はいわゆるところのビュッフェ…