野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ゲルマン民族恐るべし

ミュンヘン2日目。仕事は初日だ。
6時半にアラームを設定していたが6時に目が覚めた。夜中に一回目が覚めたが、それなりの睡眠は確保できたような気がする。今回はあまり時差ボケがきつくない。ありがたいことだ。
ホテルの朝食はいわゆるところのビュッフェ形式で、なんと18ユーロもする。ふざけた話だ。といっても近所にコンビニがあるわけでもないし。別に元をとろうと思ってるわけじゃないがつい食べ過ぎてしまう。いかんいかん。いやソーセージが何種類もあるからつい。でまあソーセージは普通でした、はい。マスタードが妙に甘酸っぱいのがちょっと。一方でパンはなかなかイケる。しかし野菜が少ないな。こんな生野菜を申し訳程度に食べてもな。

今日は現地の誰かがホテルに迎えに来てくれる、という手筈になっていたのでロビーで待っていたのだが待てど暮らせど誰も来ない。こいつあまずいな、と思って現地のマネージャに電話してみるのだがつながらない。仕方がないのでロビーにあったMacで会社のWebサイトからオフィスの住所を調べ、Googleマップで場所を確認して、歩いて行くことにした。まあ徒歩で10分もかからないところにあるから何とかなった(ちょっと悩んだけど)。
今日は新製品のトレーニングで、こっちはまあ受けるほうだからわりと気楽だ。で、トレーニングそのものよりも、その合間あるいは後で現地人といろいろ情報交換するのが役に立つ。やっぱりたまには顔を合わせに来ないとな。
ちなみにランチはサンドイッチ、といっても日本で普段たべてるような華奢なやつではなくで、ハンバーガー用の丸いパンみたいなやつの上にハムやらチーズやらが、どん!と乗ったオープンサンド。ちょっとひるんでしまうボリュームだ。といいながら二つ食べたけど。

で食い物の話ばかりで申し訳ないが、夕食は現地のマネージャと社長(駐在員)で地下鉄に乗って市庁舎あたりのビアホールまで行った。確かにビールが安いかも。よく覚えてないが(覚えとけよ)500mlで4ユーロとか5ユーロぐらいじゃなかったかな。Weissbierというのを飲んだが、今まで飲んだことのない、ちょっと面白い味だった。思ったほど苦みはなくてちょっとまったり系、みたいな。で付きだしに出てくるプレッツェルのイカツいこと。まあ味は結構ですが。
そしてメインは豚肉のビール煮、らしいが拳3つ分ぐらいある大きさの骨付き肉の塊にナイフを上からぐさっと刺したものが供された。まあ野蛮。やーねえゲルマン人って。味が濃い。やわらかい焼豚みたいな感じか?ビールに合う。
と言ってもそんなに肉ばっかり食えるわけはないので、まあ3分の2ぐらいでギブアップ。ビールは2杯。よく頑張ったぞ俺様。
あの界隈、教会と市庁舎の建物が有名らしい。確かに、歴史を感じるかなり立派な建物だ。一応写真を撮ったのだが、今はその画像を取り出す手段がない。
という感じでホテルへ戻ってきて、うーんさすがにちょっと疲れた。明日の朝は早起きしましょう、ということでシャワーも浴びずに就寝。肉々しい一日だった。