野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

リマインダーもお手上げ

しまった。 保険会社から届いた郵便物を見て思い出した。自動車保険を更新するのを忘れていた。27日で切れてしまっているじゃないか。またそんなときに限って、保険の切れた車を運転してたりなんかするんである。何事もなかったからよかったけど、危ないなあ…

なんばCITYの北新地鳥屋

初めて日本に来るドイツ人二人と晩飯を食べるって、なんばあたりで一体どんな店に連れて行けば良いというのか。 ドイツ人だからここはひとつ裏をかいてニューミュンヘンあたりに行ったろか(ほとんどネタ)とおもっていたが、意外と高いのでやめた。 で結局…

プチ不浄観

ありんこ天国のあり女王陛下は、以前イグザミナという雑誌において、「おじさん見つめ」(通称「おじ見つ」)なる連載をしていたことがある。内容は、街中などで見かけるおっさんを観察するというものだ。これ、けっこう面白かったのだけど、全6回で終了して…

もう待ってられまへん

最近、ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」やサンデル教授の「これからの正義の話をしよう」が軒並み文庫化され、うむむと思っている。「これからの正義…」はともかく、「銃・病原菌・鉄」はけっこう悔しい。カウウマンの「自己組織化と進化の論理」…

弾きまくったらエエっちゅうもんとちゃうんやで

先日、アシュケナージがやってるベートーヴェンのピアノソナタのCDを買ったときに、ピアニスト河村泰子さんの「Vignettes」というアルバムを発見した。ほとんどが吉松隆せんせの作曲(最後の2曲はカッチーニとシューベルトのアヴェ・マリア)によるソロピア…

対象aとしてのラカン理論

ラカンといえば、その著作は難解を極めることで知られている。一方では、ある種の人々による熱狂的な支持を得ており、彼らは「ラカニアン」などと呼ばれているらしい。 このわたくしも、あちこちで名前は聞いて、その奇っ怪な精神分析の理論に興味は覚えるも…

大阪の飲酒運転事故発生件数は全国ワースト1だそうです

今年は運転免許更新の年なんである。誕生日が近づいてきたので、仕事を休んで門真の自動車試験場へ免許の更新に行ってきた。別に近所の警察で手続きをして後日受け取りということにしたって構わないが、まあそこはそれ。やっぱり平日に休むてのはなかなか良…

チベットの新年会

2月22日はチベットの正月らしい。 そうか、じゃ新年会をしなければ。 ということで、ヨドバシ梅田の8階にある「やさいや 梅田食堂」なる店へ行ってみた。 名前の通り、野菜料理が豊富である。バーニャカウダはやっぱり温野菜でやってほしいなーと思ったが、…

文脈は変わってもやっぱり王道なのよ

「日本の文脈」を読んだ。内田樹・中沢新一というこのお二人の対談集だ。そりゃ読むだろ、とりあえず。 日本の文脈作者: 内田樹,中沢新一出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/01/31メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 27回…

まあ落ち着けよウラジミール

この1〜2週間ほどずっと、頭の中でピンクフロイドの"Shine on you crazy diamond"とベートーヴェンのピアノソナタが交代で鳴りまくっている。どうしてくれる。 特にベートーヴェンについては、グールドとケンプの聴き比べをしてからというもの、「正統派によ…

魁力屋で塩ラーメン、のち北斎

京都文化博物館にて開催中の北斎展へ行った。いやそりゃもうすごい人出でしたわ。まあ日曜日だから仕方ない。 先日の伊勢丹では、富嶽三十六景および富嶽百景のみ、であったが、今回は富嶽三十六景からは「凱風快晴」ほか数点の有名作品。それ以外の版画・肉…

大丈夫大丈夫と二回言う

年齢性別不詳のシンガー・山崎雄弘くんが久しぶりに大阪でライブをやるってんで、聴きに行ってみたわけですよ。今回はワンマンではなく、「フウロミ☆ンと愉快な仲間たち」ということで、フウロミ☆ン、山本兄妹、そして山崎雄弘。の3組が出演だ。 フウロミ☆ン…

中華ホリック敗れたり

梅田あたりで晩飯を食べて帰ろうと思ったのだけど、午後9時半を回ってしまうと、開いてる店が極端に減ってしまうのですな。 中央軒で皿うどんを食べようかと思ったのに、もう閉まってた。かといってラーメンはこの一週間でもうすでに三回も食べているし。 な…

大切なのは日頃のお手入れですね

昨年の暮れに安売りで買った映画のDVDがあって、それを観ようと思ったらDVDレコーダーが読み取りエラーになった。色々と試してみたところ、そのレコーダーで焼いたDVDは読めるのだが、市販のDVDがなぜか読めなくなってしまっている。なんてこった。BDレコー…

適当なことばっか言ってんなよ許慎

書店で「白川静さんに学ぶ 漢字は怖い」なんていう本を見かけて、おっ、と思ったのだが、実はこれ「漢字は楽しい」の続編だったのだな。じゃあまずは「楽しい」のほうを先に読んでから、と思ったのだけどブックファーストでさがしてもみつからなかったので、…

小池さん

今日は午前中に出張、というほどのことではないのだけど他の事業所に打ち合わせに行っていた。弊社の事業所はあまり交通の便がよろしくないところにあるケースが多い。今日行ったのもそんな感じのところだ。人数も4人いることだし、社有車に乗って行くことに…

飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。

HMVオンラインのセールに乗せられてピンクフロイドをまとめ買いしたうちの一枚が、"Animals"だ。"Dark side of the moon"や"The wall"の影に隠れて、世間ではさほど評価が高くないようだが、わたくしの大好きなアルバムなんである。 Animalsアーティスト: Pi…

こっちが先だろ

先日「にょにょっ記」を読んだ後で気づいたのだが、どうも「にょっ記」は読んでなかったらしい。なんとなく読んだような気になっていたのだけど。 にょっ記 (文春文庫)作者: 穂村弘出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/03/10メディア: 文庫購入: 6人 クリ…

馬なんか貰っても困るよな

どこかから貰ったお歳暮が、実は自分が他の人に贈ったお歳暮を流用したものだった。そもそも自分が贈ったお歳暮も、他の誰かから貰ったお歳暮を横流ししただけのものだった。 というような話が、たしかサザエさんだかなんだかにあったような気がする。しかし…

ヘイ、爺ちゃん、冷麺三つも

初めて聴いたピンクフロイドの曲は、"Another brick in the wall (part2)"だったと思う、たぶん。 The Wallアーティスト: Pink Floyd出版社/メーカー: Capitol発売日: 1999/10/20メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (49件) を見る この曲が入っ…

みんなの意見は案外正しい

これまた朝日新聞の書評欄で読んで、ずっと気になっていた一冊である。 「一般意志2.0」というタイトルに、「また2.0かよ」と思ってしまっていたが、いやなかなかスリリングな「知の冒険」という感じで、いいんじゃないだろうか。 一般意志2.0 ルソー、フロ…

とりいし、そしてluv wine

明後日、東京へ出張の予定。とある業界団体での講演会。聴きにいくだけならまあお気楽なのだが、残念ながらこの俺様がありがたいお話を披露して差し上げることになっている。持ち時間は一時間で、質疑応答が約10分とのことなので、50分ほどしゃべり倒さねば…

ピンク・フロイド祭り

HMVオンラインでピンク・フロイドをまとめ買いして、さっそく聴き倒している。いやあ良いですなあ。 Wish You Were Hereアーティスト: Pink Floyd出版社/メーカー: Capitol発売日: 2011/09/26メディア: CD購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (3件…

結局ビールだけ

月曜日だというのに飲んでました。へぇすんまへん。 新梅田食堂街の「焼味尽(やみつき)とくちゃん」ていう、なんだかちょっとふざけた名前の店で。 牛タン専門店なんて、そんな店があるんですなあ。いやなかなか結構でございましたよ。ぶつ切り牛タン焼きも…

HMVからEVHについてのお知らせ

HMVから、「キタ!ポイント15倍! / いよいよヴァン・ヘイレン! / ピンク・フロイド激安! / マドンナ新作情報など」という騒々しいタイトルのメールが来た。いつものようにスルーしかけたが、いやちょっとまて、ピンク・フロイド激安? ピンク・フロイドの…

やらかしました

南森町に、「茶論 無花果」というイベントスペースがある。なんだか知らんが、そこで鍋大会が催された。わたくしはなんの関係も無いのだけど、そこに出入りしているありんこ天国の女王陛下からお誘いいただき、参加させていただくことになったんである。 滋…

ケンプとグールド

先日読んだほむらさんの「にょにょっ記」に、「グレン・グールド」というのがあった。 友達の家に遊びに行く。 「原稿書くとき何聴いてるの」と訊かれたので、「音楽あんまりかけないけど、グレン・グールドとか」と応えると、「いいよね、グールド。そんな…

昭和は遠くなりにけり

平川克美さん、「小商いのすすめ」と「俺に似たひと」の二冊同時リリースだ。 けっこう良い勢いで売れているらしい。実際、梅田のブックファーストでは「俺に似たひと」は品切れになっていた。 なのでとりあえず「小商いのすすめ」から。 小商いのすすめ 「…

くらしのこよみ

先日、「くらしのこよみ」なる無料アプリがあるというのを聞いて、さっそくダウンロードしてみた。iPhone、iPad、Android用、とひととおり揃っている。 非常に良くできたアプリである。二十四節気、七十ニ候に合わせて、その暦、旬の野菜や魚が、美しい画像…