野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

八重泉、あえてシークァーサーは無しで

明日は出張なのに、泡盛をしこたま飲んだのだけど、こんなんで良いのだろうか。 そもそも明日は丸の内に何時に集合?とりあえず10時半には行くつもりだけどさ。PCどうしようかな。やっぱり一応は持って行っとかないと「ナメてんのか」と思われるかな。多分ほ…

正義と真実の人、桑原茂一プロデュース

茂木センセってやっぱり、一人で怒っているよりは、誰かと対談してるほうがはるかに面白い。と「芸術脳」を読んで思った。 芸術脳 (新潮文庫)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/02/26メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (…

ロシア・アヴァンギャルドは置いといて

また行ってしまった。東京芸大大学美術館で開催中のシャガール展、東京出張のどさくさにまぎれて。朝イチに丸の内のオフィスで一仕事して、それから昼前に上野へ行ったのだけど生憎の雨で、駅から美術館まで歩くだけでもう足がびちゃびちゃ。あー気持ち悪い。…

Somewhere over the rainbow

「ゆこう」 「ゆこう」 そういうことになった。 で知られる、「陰陽師」シリーズの最新作、「夜光杯の巻」を読んだ。 陰陽師―夜光杯ノ巻 (文春文庫)作者: 夢枕獏出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/12/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 56回この商品…

知の巨人によるトークセッション

昨日、相愛大学人文学部の新学科開設記念シンポジウム「人文学部の挑戦」というのに行ってきた。偶然新聞の広告で見つけたのだが、なんてったってあーた、パネリストが中沢新一×内田樹×釈徹宗、という、だんさんぜ〜たくでんなあ!な顔ぶれなのだからそりゃ…

違いがわかる男の

遠藤周作さんの本を読んだのは中学から高校にかけてぐらいだったかと思う。小説を数冊、「海と毒薬」とか「白い人・黄色い人」とかあのあたり。それらについては「ふーん」というぐらいの感想で、当時面白かったのはやはり「狐狸庵先生」のシリーズだ。まあ…

フェアリーランドの陰謀

再発行したOne'sダイレクトの暗証カードが届き、有効化の手続きも完了して数日後、あれだけ探しまわっても出てこなかった暗証カードを、机の引き出しの中で発見した。500回ぐらい探しまわった机の引き出しの中で。 こういうことが起こるのは、どうやらわたく…

天ぷらは控えめに

全国的に祝日であるがなぜか会社に行ってたりなんかして。ほぼ一日中うーんと頭を抱えて過ごし、埒があかんので午後8時過ぎに強制終了。メンバー4人でまー軽く晩飯でも食うか、と高槻市駅前の豊丸で飲んでいたのだが、どこが軽くやねんコラという感じでダラ…

しかも一太郎フォーマットらしいぜ

ツイッターの公式サイトが、onMouseOverの脆弱性を悪用した攻撃を受けていた件、わりと早くに対策がされたようだ。 http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20420362,00.htm 21日の午後9時頃、「ヤバいツイートがあるから気をつけるように」…

子供はわかってくれない

なんだかツイッターがエラいことになってまんな。 http://m5s.jp/tw/xssvul/ XSS脆弱性?何それ?喰えるの?とついベタなボケをかましてしまいそうな感じだが、いやはや油断のならん世の中でございますな。 こんなときはまあ、お気楽なアホ話でも読むのがよ…

オダジョーでほぼ一冊

「少女漫画タイトルの法則」というのがあるらしい。どういう関係があるんだかよくわからない名詞をふたつ組み合わせると、珍妙なしかしそれらしいタイトルになる、という。その法則を適用し、三浦しをん氏の抱腹絶倒エッセイのタイトルは「桃色トワイライト…

あの顔はテキーラのラベルにも

京都文化博物館の「古代メキシコ・オルメカ文明展」を観に行った。オルメカ文明うんぬんについて、予備知識などほとんどなかったのだけど。なぜだか、あのへん中南米あたりの装飾品とか遺跡とかそういうものを見ると妙に心が騒ぐのだ。 2012年がマヤ暦で世界…

次はライブで

苦労して「日本的霊性」を読んだのは、この「現代霊性論」を読むためだ。 現代霊性論作者: 内田樹,釈徹宗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 88回この商品を含むブログ (48件) を見る もっとも…

おれぁデイブの下では働けねえな

先日読んだほむらさんの「絶叫委員会」について再び。 こんな一節がある。 理不尽と云えば、以前、コンピューターに搭載用の新しいオペレーションシステムを開発するために集められたチームの物語を読んだことがある。全員が優秀なプログラマーなのだが、そ…

五目チャーハンにしとけばよかった

仕事で遅くなったので、晩飯を食べて帰ることにした。天下茶屋にするか難波にするか迷う。難波なら選択肢は多いが、すでに10時近いし軽めの方がよかろう、と天下茶屋でうどんをさらっとたべて高槻市行きの最終に乗って帰ることにした。 そしたらうどん屋閉ま…

名勝負

臨床心理学というのは聞いたことあるが、臨床哲学? 河合隼雄×鷲田清一という、これまた聞いただけでぜひ読んでみたいと思わせる巨人二人の対談「臨床とことば」。 臨床とことば (朝日文庫)作者: 河合隼雄,鷲田清一出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 201…

こればっかりはやめられまへんな

茨木の「なかみ屋」で臓物を貪り喰った。なんでそんなに美味いのだ? そしてさらにハポロコへ。 飲みすぎや。まだ火曜日なのに。 とりあえずウコン飲んで寝る。それぐらいだ、今できることと言ったら。

世界には偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている

ツイッターには、それはもうありとあらゆる種類の言葉が溢れ返っているわけだが、どうやらその中に「名言」というジャンルがあるようだ。壱部のユーザなどは、とにかく「名言」ばかりをつぶやき続けるわけだ。どういう事情があってかしらないが、なぜかわた…

万事がこの調子にて

自動車保険の「車両入れ替え」の手続きをして数日後に、保険会社から郵便が送られてきた。ああ新しい保険証券が送られてきたのだな。としばらく放置していたらさらにその数日後にまた封書が送られてきた。はて?と思いながらもさらに数日寝かした後、おもむ…

If I wasn't hard, I wouldn't be alive.

脳には可塑性がある。と先日読んだ「ネット・バカ」に書かれていた。つまり、使うことによってどんどん変わって行くし、その変わり方は使われ方しだいであると。 それを、ご自身の脳で体験された山田さんが書かれたのが「壊れた脳 生存する知」という本だ。 …

また天ぷら食べ過ぎた

高槻の豊丸で生ビール3杯とハイボールとラムネサワー(気持ち悪っ!)を飲んで、バルマルエスパーニャでカヴァを2杯飲んで、さらにBeltaで赤ワインを飲んでいたらさすがに酔っ払った。というか途中からもう意識が朦朧としながら飲んでいた。別にそこまでする…

明日は野となれ山となれ

軽く晩飯を食うだけ、のつもりだったのに、なぜかしこたまビールを飲んでしまったなあ。明日も飲む予定なのだけど。 ビールしか飲んでないのだけど、これが明日に残ると、かなりしんどいことになり廃人化は免れない。ウコンでも飲んどけばまだマシかも知れん…

円高は関係ないはず

サンタラのアルバム「It's So Easy」がAmazonでどういうわけか896円という法外な安値で売られていた。 It’s So Easyアーティスト: サンタラ,森俊之出版社/メーカー: グレイヴィーレコード発売日: 2009/06/24メディア: CD クリック: 6回この商品を含むブログ …

ドストエフスキーは悪人だ

これまた「知の巨人」のタイマン勝負、小林秀雄×岡潔の対談ですな。 なんで「人間の建設」なんていうタイトルになるのか、その辺はよくわからんが。 人間の建設 (新潮文庫)作者: 小林秀雄,岡潔出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/02/26メディア: 文庫購入:…

夏も近づく八十八夜

デヴィッド・シルヴィアンの新譜が月末に出るようで、Amazonで予約注文を受け付けている。予約注文をするときに、勢い余って他のCDも買ってしまった。まさにAmazonの思う壷。 で、上原ひろみ。輸入盤では "Hiromi" である。ふーん。と思いながら "Brain" を…

監視と処罰

納車から一週間寝かしておいたインサイト、本日やっとまともに乗ってみることにした。今まで新車に乗ったことが無いから良くわからんのだが、なんでも「ならし運転」とかいう儀式が必要なんじゃなかったか?と思って調べてみたところ、最近の車は設計・組み…

ぶぶ漬け伝説の向こうには

入江敦彦さんの「KYOのお言葉」が、京都の言葉にひそむ陰翳と機微、そして京都人のあまりの底知れなさを見せつけ、「よそさん」であるところのわたくしの心胆を寒からしめたことは記憶に新しい。今回はさらにディープな、「イケズの構造」を読んだ。 イケズ…

最強トリオによる名盤

先々週の月曜日に、タワーレコードの「輸入盤千円生活」でベタな名盤を2枚買ったうちもう一枚はビル・エヴァンズの "Portrait in Jazz" だった。 Portrait in Jazzアーティスト: Bill Evans出版社/メーカー: Riverside発売日: 2008/03/13メディア: CD購入: 3…

脳と言える日本人

松岡正剛×茂木健一郎の対談、なんてそれぞれの著作を読んでも何だか良くわからないのに、この二人の会話なんて理解できるんだろうか?と思ってしまう。 脳と日本人 (文春文庫)作者: 茂木健一郎,松岡正剛出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/06/10メディア…

ウチダ先生のタオンガに惜しみないウトゥを

並行して読んでいたいくつかの本が終わってからにしよう、と思っていたのでなかなか手を付けられなかった「街場のメディア論」、あっという間に読んでしまった。 街場のメディア論 (光文社新書)作者: 内田樹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/08/17メディ…