「少女漫画タイトルの法則」というのがあるらしい。どういう関係があるんだかよくわからない名詞をふたつ組み合わせると、珍妙なしかしそれらしいタイトルになる、という。その法則を適用し、三浦しをん氏の抱腹絶倒エッセイのタイトルは「桃色トワイライト」になったのだとか。おまけにカバーの装画は松苗あけみさんで、いかにも「それ風」だ。少女漫画じゃないのに。
あ。そう言えば「純情クレイジーフルーツ」もこの法則が。
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/02/26
- メディア: 文庫
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まー例によって妄想全開なわけだが、このスピード感、もはや常人の域を脱しているとしか言いようがない。思わぬ所からネタを拾い上げ、真夏の積乱雲のごとくあっという間に妄想を膨らませ、そしてゲリラ豪雨もかくや、という破壊力のツッコミをぶちかます。勘弁してくれ。外で読めない。自身の妄想だけでなく、たまたま乗り合わせたタクシーの運転手まで巻き込んでしまうというのがまたすごい。しかし本当にこんな運転手いるのか?面白すぎるぞ。