ベートーヴェンの9番のついでに、ちょいと"Glenn Gould plays Beethoven & Wagner"も。これ2枚組で1,090円(Amazonでは838円!)だってんだから、もうむちゃくちゃですなぁ。
Glenn Gould Plays Beethoven & Wagner
- アーティスト: Glenn Gould
- 出版社/メーカー: Masterworks
- 発売日: 2012/08/28
- メディア: CD
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ベートーヴェンの交響曲第5番、いわゆる「運命」と第6番「田園」の第1楽章を例によって変態グールドが料理した。あーでもカッコええすわ、これ。ピアノ一台でやってんのに、分厚い感じ。恐るべしグールド。
そしてワーグナー。ほとんど聴いたことがないのだけど、ワーグナーといえばもう重厚でイカツくてハイル・ヒットラーなイメージを持っていた。のだけど、意外とおとなしいんですな。
それにしても今年は、俺様的ベートーヴェン・イヤーだったなあ。いったい何がきっかけだったのか、どうしても思い出せないのだけど、とにかく一年以上前に買ったままあまり聴いていなかったグールドのピアノソナタを取り憑かれたように聴くようになったのが最初だったと思う。それからアシュケナージ、ポリーニときて、どうにも苦手だった交響曲まで手を出してしまったというような次第だ。好みというのはちょっとしたことで変わるもんですなあ。