野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

来年はキタムラあたりでひとつよろしく

いわゆるところの師走でございまして、ぼちぼち年賀状など用意せなあかんわけで。ここ数年は、自前の写真に名前と住所、そして謹賀新年的な文字を入れたものを「楽天写真館」にて年賀はがきに印刷したものを注文する、ということをしている。同じようなデザインで、以前は自宅のプリンターで印刷していたものだが、インク代だって実はバカにならず、なんといっても手間がかかって仕方がないので、いっそのこと印刷もアウトソースするということにしたんである。そのあたりは楽になったのだけど、この発注するまでのところで、どういうわけか毎年たいへんな苦労を強いられるわけだ。
基本は(1)適当なテンプレートなりフレームなりを選択し、(2)好みの写真を指定し、(3)紙面に表示される自分の住所や名前などの情報を入力する、という3ステップにてデザイン指定が完了するようになっている。のだが、率直に申し上げて、用意されているテンプレートがどうもあまり趣味がよろしくない。なので、謹賀新年的文字、自分の名前と住所までを写真のデータに含めてしまい、これを全面に印刷する方法をとっている。そうすると、どういうわけか写真の画像サイズに関してずいぶんとうるさいことを言われ、ハガキのサイズより少しだけ大きい、という画像データでないと採用されない。しかもその可否はデザイン指定のプロセスにおいて事前にアップロードしておいた画像データを選択した時点で初めて判明する。デザインは「宛名職人」で作り、これをJPEGデータとして出力しているのだが、その際のサイズ指定に関してあれこれと試行錯誤を繰り返しながら、やっとの事で注文を完了できたときにはもう日付が変わり深夜となっていた。そして、ああそういえば昨年もなんだかこんな面倒くさいことに… という既視感に襲われるのが、ここ数年の年末の風物詩というわけだ。
楽天写真館の年賀状印刷(のデザイン指定)はどうしてあんなにクソなのか、そして、そんなに不満があるのなら、どうして俺様は他社のサービスを利用しないのか。まったくもって謎である。