過去にテレビで録画した映画「シェルタリング・スカイ」が途中で上書きされており最後まで観られなかったという事件があった。それ以来、続きが気になって気になって、でも普通に買うとDVDは5千円近くもするし、そもそもAmazonでは品切れになっているし、ショップの店頭で見かけることもほとんどないし… という状態だったのだが。ついに先日、1,890円という普通の映画並みの価格でDVDが再リリースされていることを知った。というわけで早速Amazonに注文。昨日届いたので、今日の昼間にじっくりと観た。
- 出版社/メーカー: 角川映画
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: DVD
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
そうか、そんなことに… 何ともやりきれない話だ。しかしながら、モロッコやサハラ砂漠の美しい映像、そして世界のサカモト教授による音楽が素晴らしい。サカモト教授だけでなく現地調達(かどうか知らんけど)のなんともエキゾチックな音楽も、聴いてるこちらをどこか不安な気持ちにさせながら、でもなんとも言えない魅力に溢れている。
あんなハエだらけのところに行きたいとは思わないけど、でも…
それにしても、アメリカ人ってやっぱりああいう風に見られているんだろうか。何でもかんでもカネで片付けようとする、みたいな。あの映画にはきっといろんなメッセージが込められているんだろうけど、わたくしの読み取った(というか思い出した)そのうちのひとつ;西欧人の考える「未開社会」、それらは実は貧しいわけではないし、不衛生でも危険でもない。もし何か問題があるとするならば、それは西欧人が過去に行った収奪の結果なのだ。
ちょっとヘヴィっす。