野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

若くはないけどさ

会社で引き出しの奥にたまった古い書類などを処分していたら、サンからときどきメールで送りつけられていた「Sun Developer NEWS」のプリントアウトを見つけた。2003年12月4日の日付。そのころに出版された、「コンピュータの名著・古典100冊 - 若きエンジニア<必読>のブックガイド」という本の紹介記事だった。まあ読んでわかる、タイトル通りの本なのだが、その100冊がすべて紹介記事にリストアップされていた。参考にしようと思ったのか、単に面白そうだったのかしらないが、とにかくそのとき印刷して5年も放置されていたのだな。
今あらためてリストを眺めてみたが、100冊のうち読んだことのあるのは11冊しかなかった。うーん、ソフトウェアエンジニアとしてダメですか?
だけど、このリストには「闘うプログラマ」が入ってない。それではアカンでしょ。「Code Complete」も(僕も読んでないけど)、「リファクタリング」(これも読んでないけど)も入ってないし! …でも結局読んでないのが多いってか。ちっ。
ソフトウェアの本じゃないけど、いわゆる組込み系のエンジニアなら、僕がお勧めしておきたいのは「ディジタル回路テイクオフ指南」だ。これは良い本だと思うよ。なぜか絶版になってしまってるけど。あと「理科系の作文技術」もね。
さらには「ガダラの豚」と「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と「山月記」と「ファインマン物理学」全巻を読んどきゃ怖いもん無しだ。