久しぶりに昼過ぎまで寝てしまった。なんとなく疲れがたまってますな。こういうのは結構ショックなのだが、まあ致し方なかろう。ダラダラと、ユルく休日を過ごすことにした。
夜に、何か撮り溜めた映画を観ようか、ということで「マーガレット・サッチャー」を。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 コレクターズ・エディション [DVD]
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- 発売日: 2012/09/04
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うーむ、メリル・ストリープ迫力ありますな。彼女はアメリカ人のはずだが、ちゃんとイギリス英語をしゃべっている。ような気がする。まあイギリス人ならこれについて何か皮肉のひとつも言うかもしれないが、わたくしには十分イギリス英語に聞こえますよ。
とにかく男前ですな、「鉄の女」は。それだけ批判も多いのだけど、決して利害が一致することのない人々の批判から何からすべて飲み込んで決断していく、それが政治家ってもんでしょう。ポリシーとしては個人的には賛同しかねるところは多々あるけれども、それでも立派なおばはんなんだなと思う。
ところでフォークランド紛争においては「人命に代えてでも我が英国領土を守らなければならない。なぜならば国際法が力の行使に打ち勝たねばならないからである」と述べ、その強硬な姿勢は、英国では評価されているようだ。そうですな、その毅然とした態度ってのは大事ですな。
でもねぇ、その英国領土ってのも、もとをただせば勝手に昔の英国が侵略して、「これはウチのシマじゃけぇ」って言ってるだけじゃないのかね?いやまぁ別に良いんだけどさ。ローマ帝国の時代から、ヨーロッパ諸国の過去っていうのは、血塗られた侵略の歴史だよなあ、と思ったことですよ。