たまには福島あたりで一杯やりますか、ってんで仕事を早々に切り上げ、JR新今宮から環状線で福島へ。
のつもりが、乗る電車を間違ったようでJR難波駅に到着。終点です、って。ありゃーまいったなこりゃ、と思いながら、四つ橋線で西梅田まで行ってそっから歩くか、あるいは阪神で福島まで行くか。と一瞬迷ったが、やはり駅を出てから歩く距離が短くてすみそうな阪神でいくことにした。のだがこれが大きな間違いで、なんばから出てるのは阪神なんば線（当たり前だけど）で、これは福島は経由いたしませんね。ということに気付いたのは伝法あたり。せめて西九条までに気付けば、そこでまた環状線に乗り換えることもできたのに… 阪神の駅の多さにうんざりしながらとりあえず尼崎まで行く。そして梅田行きに乗り換える。のだがここでまた考える。福島に停まる各停に乗るか、それとも直通特急でいったん梅田まで行き、一駅戻るか。どっちが早いかよくわからなかったが、駅の多さにいい加減うんざりしていたので、直通特急に乗ることにした。で梅田に着いて、さて反対側のホームに停まっている急行は、これは福島に停まるんだったかな…と思いながらあわててホームを回って行き、ぎりぎり乗れるタイミングだったが寸止め、これは正解だった。急行は福島に停まりません。ということでしばらく待って、やっと各停に乗りなんとか福島にたどり着いた、と。待ち合わせは7時、予約しているので店に直行という段取りになっていた。乗った電車からするとだいぶ早めに着く見込みだったので、どっかでひとりゼロ次会でもやっとくか、などと目論んでいたのだがとてもそれどころではない、というか30分遅れだし。
でまあ当然先に着いている妻と友人には始めておいてもらったのだが、わたくしが到着した時点でまだ前菜のみ。実は彼女らはかなり早めに、6時半ぐらいから入っていたのでかれこれ1時間ほども経つのだがまだ前菜のみ。唐揚げも注文したのだがまだ来てないらしい。なんとまあ、と思いながらさらにいくつかの料理を注文し、飲みながら待っていると、すみません今日は唐揚げ無くなりました、と。そーいうことを1時間も経ってから言うんじゃねーぞこの役立たずめ、と思いながらさらに待つ。わたくしが到着した7時半から小一時間ほども経ってから、やっと料理が来た。つまり2時間で前菜含め2品。なかなか大したものだ。そこからさらに30分、次の料理が来た。えーっと、バーニャカウダって作るのに1時間半もかかるもんなんですか。そしてさらに30分経って、さすがにこれはあんまりだと思い、次の料理、フィッシュアンドチップスはキャンセルした。もう作ってしまってますので、よろしければどうぞ、お勘定には含めていませんので、と会計時に出してきた。わたくしはちょっと意地になっていて食べなかったのだが、妻と友人は食べている。「食べ物を粗末にしたらアカン」って。いやまあそりゃ確かにそうなんだけどさ。今思えば、せっかくだからしっかり食べて、その分の料金も払っときゃよかったな。なんだか文句言うんならフィッシュアンドチップス分は負けといてやるぜ、みたいな感じでどうにも業腹だ。
以上は福島の人気スペインバルの2号店での話だ。この店は以前にも一度行ったことがあって、そのときはなかなか良かったんだけどなー。ピーク時に行くといつもあんな感じなんだろうか。はっきり言ってホール担当の兄ちゃんはぼーっとしてて気が利かないし、店主（だと思う）は妙にエラそーで感じ悪いし。いやまあわたくしの印象が悪くてそう感じるだけなのかもしれんがね。それにしてもあの料理の出てくる遅さはさすがにちょっと常軌を逸しているだろう。いくらなんでもあれは飲食店として成り立ちませんぜ。
こうやって微妙にイライラしながらロクに食べずにワイン2本も飲んだらフラフラですがな。で口直し、というかちゃんと食べたくて福島界隈で思い当たる店を何軒かあたってみたが、まあ金曜の夜ですからねぇ。
ということで結局は茨木に帰ってきて、いつもの某バールにて。某バール名物、「原価割れパスタ」をいただきましたです。
ポルチーニたっぷり。ごちそうさまでした。いやあ美味しゅうございました。ま、終わりよければすべて良し、てことでひとつよろしく。
