菊地成孔といえば以前、UAとのコラボレーションアルバム「cure jazz」に心奪われたものだ。今回は「菊地成孔ダブ・セクステット」名義でなにやらアルバムを出したらしい。
- アーティスト: Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet
- 出版社/メーカー: ewe records
- 発売日: 2008/07/16
- メディア: CD
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最初に、タワーレコードの店頭で試聴した。そのときは「何じゃこら!」と思いつつもその強烈な印象が忘れられず、何がなんでもまた聴きたい、とずっと思っていた。CDの定価は3,000円もするが、iTunes Storeではずいぶんと安かったのでダウンロード購入した。
どうも、最初に試聴した時の印象と微妙に違うような気もするが… かなり大音量で聴くべきかもしれんな。実を言うと、このアルバムに対していったいどういう態度をとれば良いのか決めかねているところ。つまり、これは良い/悪いというのではなくて、どんな気分のときに聴けば良さそうか、というのがイマイチつかみ切れていないということだ。
つまらんアルバムだ、ということでは決して無い。いわゆるところのヒップホップというのは基本的に俺様はあまり好まんが、このような使い方は結構かと思う。一部にMP3エンコードに失敗したのか、と不安になってしまうような紛らわしいところはあるけどな。全体的にクールで、緊張感に溢れている。ことに6曲目の「MONKEY MUSH DOWN」はアッパー系で良い。
何やかんやいうてよう聴いてますねんけどね。