愛だろ、愛っ。

奥田英朗さんの「ララピポ」という本が文庫化されたらしい、と新聞広告で知った。何じゃいそのけったいなタイトルは。

ララピポ (幻冬舎文庫)

昨日ブックファーストで買ってきたのだが、今日のうちに、半日ほどで読んでしまったな。
いやはや何とも、ひどい話だ。ロクでも無い連中ばかり次から次へと出てきて、まったく救いが無い。そして誰もいなくなるのか。…と思っていたが、やられたな。ブルーズだねこれは。全編これpainfulだけど、明日への希望を忘れてない。
だからやめられないのだよ、この人の本は。