お盆をふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュは本日ピークを迎えたらしい。わたくしも自家用車にて中国自動車道を走行したのだが、やはりいつもの神戸三田から宝塚へかけてのあたりが多少渋滞していた。それでも正午を少し過ぎたあたりの時間帯はまだマシなほうだったらしい。夕方5時ごろの時点では渋滞の長さは24kmに達し(昼間は16kmだった)、完全に解消するのは深夜と見られているとか。
まあある程度は仕方ない、と最近ではこういう事態も織り込み済みで、渋滞しそうなところの前ではPAに寄ってトイレに行くし、腹が減りそうな場合には簡単な食料を調達したりもする。さらにiPodに落語を仕込んでおいたりする。今回は桂枝雀師による「佐々木裁き」だ。枝雀バージョンでは「のちに有名な天満与力と出世をいたします、生い立ちのお話でございます」とサゲなしになっている。以前、「ゆきち亭」で聴いた歌之助さんのバージョンでは、佐々木信濃守による綱紀粛正とひっかけて、「タガもしまるはず。おとっつぁんの仕事が桶屋でございます」だったのよな。あたしはこのサゲありのほうが好きだねえ。
まとにかくそんな感じで気持ちに余裕を持って渋滞を通過することができて良かったよ。