野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

足痒いねん

仕事で、MS Access + VBAでちょっとしたことをやる事になりそうなので、この週末にPCをお持ち帰りして、いろいろとやってみた。Accessについては、だいたいどんなものか知ってるつもりだし、少しはさわったこともあったので、まあ何とかなるかな、と思っていた。しかし、これがなかなか手強い。VC++MFCを使ってプログラミングするのなら、まぁ大抵のことはなんとかできるという自信はあったけど、Accessはちょっとばかり勝手が違う。もちろん「データベース」アプリケーションであり、それを制御するためのVBAなのだから、もともとの発想が違うということだと思う。あくまでデータベースというものがあり、それに合わせて様々なものが作られている。それはそれで良いのだろうが、たとえばフォームでちょっとしたGUIを作ろうとしたときに、Access的に(Accessに都合の良いように、というべきか)組み立てていくと、どうも違和感がある。まだまだ知らない技があるのか、そもそもそういうものなのか、よくわからないけれども、どうも後者ではないかという感触が非常に強い。結局、激しくストレスがたまる。
マスタテーブルからアイテムを取ってきてコンボボックスに表示させ、そこで選択されたアイテムをもとに動的にクエリを生成し、その結果をレポート出力する、というような、どう考えても極々基本的なことをやろうとしているのだけど、それだけでえらく苦労する。
こんなのはVC++GUIをさくさくっと作って、クエリをひねり出して、あとはADOを使えば随分簡単なような気がするんだけど… レポート出力のところで困るんだろうか。そのあたりを楽にできるようにして(あんまり楽になってるといえない部分もあるが)、プログラミング的に細かいところを少し犠牲にしたということか。
誤解だったらごめんちゃいだけど、どうもあまり好きになれない感じだなぁ、MS Access。