野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

上海のドライバーはクレイジーだね

中国に行くのは初めてだ。
5日間で、上海→瀋陽長春→北京→上海というコース。
初めてついでに、まず空港で自動チェックインというのをやってみた。チェックインカウンターへ行く前に、チケット控えに印刷されているQRコードをスキャンして自分で発券し、荷物は自動チェックイン専用カウンターで預ける、というシステム。うむ、確かにほとんど行列せずにチェックインできる。けど普通にチェックインするほうの列が長くないので、あんまりありがたみが無いなあ。
ついでにパスポートコントロールの自動化にもトライしてみた。セキュリティチェックに入る前、両替所のあるあたりの部屋で指紋を記録して申し込むと、以降はいくつかの空港で日本の出入国における審査が省略され、自動化ゲートで指紋をスキャンするだけでパスポートコントロールを通過できる。さっそく指紋を登録し、出国審査の場所に行ってみると、なんだか自動化ゲートの前に行列が出来ている(もちろん通常のゲートより短いけど)。なんでやねん、と思って見ていると、最初にパスポートを読み取らせるところでエラーになっているヒトがいるようだ。ついに係りのヒトが現れて、問題のパスポートを検めてみたところ、事前登録がされていない、ということがわかった。そんな無茶したらあかんでアンタ、傍迷惑な。
んで次のヒト、これまたパスポートの読み取りでちょっと苦労している。最終的にはなんとか読み取れたようだが。というわけでやっと俺様の順番が回ってきた。なんの問題もなく通過できた。まったくもう。自動化ゲートと言ったって、どんくさいヤツがおればそうそうスムーズには行かん、ということですよ。
さて無事に搭乗もでき、2時間半ほどで上海の浦東空港に到着した。そっから現地駐在員に迎えに来てもらい、一旦オフィスへ行った。
上海は都会ですな。なんというか、もの凄い勢いがあるというか、なんでもかんでもごった煮的なエネルギーを感じる。無節操なまでに林立する高層ビル群。ルール不在の道路交通。信号は大きな交差点にしか無い。その信号は大抵、青ないしは赤の残り時間をカウントダウンしている。横断歩道はあっても信号の無いところがほとんどなので、道路を横断する時は根性を決めて渡る。車と人との度胸試しだ。まあとにかくすごいところですわ。
さて本来の用事である客先の訪問も無事に終わった。では食事に行きましょう。百貨店っぽいところの上階に入っている中華レストランで広東料理をごちそうになりましたです。いや美味しゅうございました。日本における、いわゆる「中華料理」というのとはちょっとイメージが違う。あまり刺激は強くなく、素材の味を活かした感じで。いやまあ俺様が普段そんな高級な中華を食べてないだけで、これがホンマもんの中華なのかもしれんが。
さらにその後、駐在員M君は、はるばる日本からやってきた我々をもてなそうと、オネエちゃんのいる店に連れて行ってくれた。…いやはや上海というのは、なんともスゴいところですな。