野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

「プリンスは好き?」「大ファンだ」

夜、帰宅したらテレビで映画をやっていた。ブルース・ウィリス主演の"RED"だ。字幕だったしあんまりちゃんと観られなかったけど、なんだこれけっこうバカ映画で面白いんじゃないの。サントラもちょっとクラシックロックな感じでカッコええし。いずれちゃんと観たいなあ。

さてその"RED"が終わった後、同じWOWOWで珍しくオペラなんかやっていた。メトロポリタン・オペラというシリーズで、今回はヴェルディの「椿姫」だった。ほほう、と思って観始めたのだが、軽く酔っ払っていたせいか、開始後5分ほどで気を失い、あっという間にストーリーがわからなくなってしまった。その後も半覚醒状態で見続けたのだが、そりゃもう何が何だか。番組の最初の方でも紹介があったように、映画「プリティ・ウーマン」でジュリア・ロバーツ扮するヴィヴィアンがエドワード(リチャード・ギア)に連れられて観に行ったオペラがこの「椿姫」だ。劇中、ヴィヴィアンはイタリア語はわからないのに、感動して涙を流すのだけど。ほんまでっか、と思ってしまう。字幕で出てくる会話の内容を読むと、けっこう深刻な内容なのに、それについている音楽はなんだか妙に楽しげだったり。あれ、やっぱりイタリア語がわからないと内容もわからんと思うんだけどなあ。

エドワードはこう言っていた。

初めてオペラを観た人間は、必ずドラマチックな体験をしたと言う。好きになる人もいれば、嫌いになる人もいる。好きならオペラは一生の友となるし、嫌いならオペラは君の魂にはなりえない。

うーん。