9月17日のエントリに対するレイさんのコメントにおいて、スティーヴ・ヴァイについて言及されていた。ヴァイ先生については名前を聞いたことはあるものの、曲についてはほとんど知らなかった。CMなんかでちょこっと耳にしたことがあって、それは割と良かったような気もするが、定かではない。んで、コメントをきっかけにしてiTunes StoreやAmazonやYouTubeなどでいくつかの曲を聴いたり、ライブ映像を見たりしたところ、なかなかええんでないのと思った。
ということで何かアルバムを1枚買ってみることにした。
とりあえずタワーレコードで一番安かった「Passion and Warfare」を購入。
- アーティスト: Steve Vai
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1997/06/26
- メディア: CD
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うーむ、微妙ですなあ… Amazonのレビューを見ると、皆さん絶賛されているが。どうもこう、なんというか。決して悪くはないと思うのだけど。
例えば7曲めの「For The Love Of God」みたいに、スケールの大きい曲を、超絶技巧でまったりと弾くっていうパターンはすごく良い。10曲めの「Blue Powder」もそんな感じ。だけどなあ。
比べるのは、GNRだったり、ジェフベックだったり、ディープパープルだったり、レッドツェッペリンだったり、ジミヘンドリックスだったり、SRVだったり。この辺はみんな好き。彼らがやってることをもっと高レベルでやってると思うのだけど。
別に騒々しいのが悪い訳じゃない。こんなもん、ガンズの方がよっぱど耳障りだろう。変態プレイっていったって、最近のジェフベックだってたいがい変態でトリッキーだろう。人間離れしすぎなんだろうか。テクニックに関して言えば、リッチーブラックモアなんて屁でもないだろう。でも、曲の疾走感・ギターソロのスピード感ということでは、「やっぱりディープパープルよ」と言いたくなってしまう。
いや別に、イチャモンつけるつもりは無くて。でもすっきりしないなあ。ま、経過観察ですな。