野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

阪急で半額の日

阪急梅田駅の3階改札を出たところにサウンドファーストの梅田店がある。この店舗の前では、少し前からCDやDVDをワゴンセールで半額で売っている。今までも何度か立ち寄ったが、まあはっきり言ってあまり食指が動かなかった。のだが、昨日見たら、なんと明菜様のCDがあるではないか。「歌姫伝説〜’90s BEST〜」というやつだ。実はエアロスミスの "Honkin' on bobo" もあって、どっちにするかちょっと悩んだのだが結局は明菜様を選んだ。
その後阪急メンズ館へ行き、マーガレットハウエルでセールのさらに売れ残りで半額になっている綿パンを買った。だいたいこの店は、ものは確かに良さそうだが値段があまりに法外だ。半額でやっと、ちょっと高めかな、ぐらいの感じになる。
そして夕方には南茨木阪急オアシスで夕食用の肉を半額で買った。
というわけで一日中、阪急関係の店で半額の買い物ばかりしていたことになる。

歌姫伝説~’90s BEST~

歌姫伝説~’90s BEST~


まあ半額の話は良いとして、明菜様だ。
なんと1曲めの「Everlasting Love」は大貫妙子、2曲目の「NOT CRAZY TO ME」はNOKKOによる作詞、そしていずれも作曲・編曲は坂本教授だというじゃないか。おお、だんさんぜ〜たくでんな。と思ったけど、んー、正直ちょっと微妙な感じ。曲もあんまり教授っぽくない?だいたいこの辺、1993年ぐらいまでの、アルバムとしては「UNBALANCE+BALANCE」のあたりの曲が、どうもヌルい。ちょと退屈。と思っていたら、そのあと、「月華」あたりから「お?」となってきて、1995年の「アルテラシオン」収録の「原始、女は太陽だった」と「Tokyo Rose」が素晴らしい。ドスの利いた低音と明菜ヴィブラートが圧巻。そう、やはり明菜様はこうでないと。そのあとの「MOONLIGHT SHADOW」も「APPETITE」も、かなり良い調子だ。うむ、90年代の前半っていろいろ面倒なこともあったんだろうな、と思った。ベスト盤っていってもまあ正直、ぼちぼちな感じだな。どうせなら「アルテラシオン」を半額で出してほしかったなーサウンドファースト。