アルテュール・グリュミオー。誰それ?
タワレコの売り場の一角で大フィーチャーされているのを見て、まず最初にそう思ってしまった。
割と有名な人らしい。それは申し訳ない。なにぶんクラシックのことはよく知らないし、ましてやヴァイオリンとなると、かろうじてハイフェッツとかティボーの名前を聞いたことがあるくらい、だから。なんでも今年は生誕70年、死後20年のアニヴァーサリー・イヤーなんだそうで。
いきなりモーツァルトですよ。あたしの苦手な。でも、こういうのも悪くないですな。なんか、「喫茶店の音楽」みたいでね。
ツィゴイネルワイゼンも格調高くてよろしうございますな。でもこれ本当は「ツィゴイナーヴァイゼン」って発音する方が正しいのと違うかな。どうでもええけど。
ヴァイオリンの小品集なので、基本的に一曲が短いし、わりと耳馴染みのある曲が多いので聴きやすい。ラヴェルはやっぱりラヴェルっぽいし。この片どうも手薄だから、もうちょい色々と聴いてみても良いなー、と思う今日この頃だったりするんですな。