タワレコオンラインでグールドのCDを探していたら、輸入盤の価格が1,025円になっていた。なんと、ついに790円グールドは終了か、しまったそれなら終わる前に2、3枚まとめ買いしときゃ良かったと悔やんだのだが、念のために翌日仕事帰りにタワレコに寄ってみた。何のこたぁない、まだちゃんとありますよ、790円グールドは健在だった。
それでもまあ、せっかくだから何か一枚、ってんで今回はベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番、バーンスタイン指揮のやつを買ってみた。
Beethoven: Piano Concerto No. 3 in C Min
- アーティスト: Glenn Gould
- 出版社/メーカー: Sony Bmg Europe
- 発売日: 2008/03/03
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 2回
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以前買ったグールドの激安ボックスセットには、同じ第三番をカラヤン指揮のベルリンフィルとやっているバージョンが収録されている。昨年読んだ「小澤征爾さんと、音楽について話をする」の最初の方で、このベートーヴェンピアノ協奏曲第三番の聴き比べをしているので、あらためてこの部分を読み返しながら聴き比べてみた。
どっちがどう違う、とかはうまく言えないけども、なんとなくカラヤン版のほうが好きな感じがするなー。カラヤン版はモノラルだしノイズも多いのだけど。村上さんはオーケストラとピアノのタイミングが合ってないところが何箇所かあると指摘するが、そのへんはようわかりまへんでした。またバーンスタイン版を小澤さんは「古くさい音」と評するが、あんまりそうも思わない。ただ、バーンスタイン版のほうがよりグールドが好き放題やってる感じがあってその辺は面白い。
さて次の790円グールドは何にしよう?