野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

昭和における未開社会への偏見を愛でてみる

いつものNH177で日本へ帰ってきて、とりあえず無事に成田に到着。あまりの蒸し暑さに仰天した。もう9月も終わりというのに、いったいどういうこっちゃ。

さていつもならここで乗り換えて伊丹までいくのだが、今回は月曜日に東京で用事があるので大阪まで帰らずそのまま東京泊だ。で今回はじめて成田エクスプレスに乗ったのだけど、品川まで70分近くかかるのか。成田って東京からずいぶん遠いのな。
東京では品川プリンスホテルに泊ったのだが、これまた部屋の狭さに驚倒した。ひょっとするとあらゆるものが巨大なアメリカで、無駄に広いホテルの部屋に目が慣れてしまったという可能性を頭から否定するつもりはないが、いやいやそれにしたって狭いだろこの部屋。まあ別に寝るだけだから良いっちゃ良いのだけど。東京って怖いとこだわほんと。
さて帰りの機内で読んだ、「あしたのジョー」18・19巻。
あしたのジョー(18)

あしたのジョー(18)

 
あしたのジョー(19)

あしたのジョー(19)

 
葉子お嬢様の命により白木ジムの面々が東南アジアを渉猟してついに発見してきた野生のボクサー・ハリマオ。まさに野人。ていうかあのねえ、マレーシアを馬鹿にしてないかい?獰猛な性質で人語を解さず、興奮して暴れた時にはチョコレートを食べさせて鎮める、てアンタ… しかも、空中高くジャンプしてそこから撃ち下ろすパンチ、なんてのは百歩譲ってまあなんとかアリ、としても、しゃがんだ状態から後方2回宙返り半ひねりにより繰り出すアッパーって。バカこくでねえよまったく。
とまあ、さんざっぱら文句をつけながらいよいよ次は20巻、パンチドランカーが確定したジョーの、ホセ・メンドーサとの最終対決だ。いったいどんな奇想天外なお話になるのか楽しみですよ。