例によってアンディたちとブリティッシュパブで軽く引っかけてきたから晩飯はもう良い(チップスやらオニオンリングやらでけっこうお腹いっぱい)だろ、てことで昨夜の残りワインを飲みながら、『トレインスポッティング』を観た。
何だこりゃ、イカれとるな。ストーリーとしては、何だかよくわからないけど、たぶん別にわからなくてもそんなに不都合はない。しょっぱなでヘロイン中毒の
レントンがドラッグ断ちを決心し(それまでに何度も決心している)、そこでアヘンの座薬を突っ込む、ってのがいきなりワケわからない。そこで強烈に便意を催して手近にあったトイレに入ったらそれが「
スコットランドで最悪に汚いトイレ」で、そこで仕方なく用を足すのだけど、そしたら当然ながら座薬は便器の中に落ちてしまい、それをまた必死でクソまみれになりながら拾おうとしたら便器の中にドボンとはまって… もう無茶苦茶。これはさすがにオエっとなる。すでにラリってるとしか思えない映像で、その後も赤ん坊を死なせてしまうシーンなどけっこうグロかったりしてなかなかキツいものがあるのだけど、どうもわたくしこういうの嫌いじゃないようで。困ったもんですね。
とにかく主要な登場人物のほとんどがヘロイン中毒で、まあ完全にイカレている。そんなクソみたいな状況から
レントンは見事に更生しました、てな話なのか?いや違うよな。なんだか不思議で、でも強烈な映画であったことだなあ。