ロスアンジェルス国際空港の国際線ターミナルは、なぜかトム・ブラッドレー国際線ターミナルなんていう名前がついている。ロサンジェルスの元市長の名前らしい。
さて、8月からアホみたいに日本とアメリカを往復していたので、けっこうマイルが貯まって今回のフライトはビジネスクラスにアップグレードすることができた。
と思ったらフライトがキャンセルになり、絶望のどん底に叩き落とされたものの、実はLAX − HNDのフライトはちゃんとビジネスクラスになっていて一安心。過去に一度だけUAのオーバーブッキングによりKIX − SFOがビジネスクラスにアップグレードされたことはあるが、ビジネスに乗るのは今回がほぼ初めてだ。いや実に快適で、こいつぁすげえや（ちなみにUAと比べると、ANAの方が格段に良い）と思ったが、その一方で、ビジネスとエコノミーってこんなに差をつけてやがるのか、と、その格差になんだかちょっと腹立たしいような、微妙な感じを持ったものだった。
今回はひとつこいつをゼヒに、と思っていたのだが、そんなもんアンタ、0:05発とかいうようなフライトでいつ食うんだよ。乗ってすぐにとりあえずシャンパーニュを一杯（こいつが本当にシャンパーニュだってんだから恐れ入る）で軽くおつまみ的なものが出るのは良いけど、普通その後はもう寝るだけだろ。いや別に起きてても良いけど、もう寝ろ、ってばかりに機内は暗くなってるしそもそも眠いし。でせっかくのフルフラットシートだからこれはがっつり寝ないとなんかもったいないし（←貧乏性）、わざわざラーメン食うためだけに起きてくるのもアレだし。しばらくして日本時間の午前2時ぐらいに目が覚めたんだけども、午前3時ぐらいには「到着前のお食事」を「よろしければお食事いかがですか」なんてメニューを渡されて案内されるもんだから、そこでラーメン食べたいなんて言うのも何となくはばかられ、「あ、それじゃ和食でお願いします」なんて言って、こいつがまた機内食のクセに意外とマトモでほぼ完食してしまい、結局はラーメン食べ損ねた。大失敗だ。
次回は事前に綿密な計画を立てて臨みたい。
