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野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

さりげなく藤原先生も登場してますね

何かのはずみで、Kindleストアのおすすめに出てきた『現代思想の遭難者たち』なんて本をついポチっとやってしまった。いや、何となく面白そうだったんで。

んなもん「面白そう」とかいって気楽に読めるもんじゃないのはわかっていたはずだ。タイトルのとおり、現代思想の巨人たち、マルクスニーチェフロイトフッサールをはじめとして、フーコーラカンデリダドゥルーズレヴィナスにバルトにレヴィ=ストロース、その他書ききれないぐらいの思想家たちが登場するわけだが、わたくしの場合このうちどれか一人でも、過去にその著作を読んで、まともに理解できたためしなど無いのだから。それでもつい、いしいひさいち氏の漫画に釣られて買ってしまったのだ。別に良いのだ、この本を読んだからってネタ元になっている現代思想が理解できるわけではないのは先刻承知の上だし、漫画はけっこう面白かったから。ただ問題は、その漫画のセリフがすべて活字ではなく、いしい先生の手書き文字になっており、ただでさえ読みにくい上に単行本を文庫化しているので、老眼が進行中の身には相当堪える、ということだ。
だからKindleストアには、タブレット等の大きめの端末で読むことを推奨する、などと書かれているのだけど、やっぱりついKindleで読んでしまうのだな。まあ別に字が読めたところで、ネタ元の現代思想が(以下略)。
それにしてもハーバーマスってまだ存命だったとは知らんかった(すんません)。あとキャラクター的にはやっぱりバルトとフーコーが面白いなあ。彼らの著作は壊滅的に理解不能だけど。実はだいぶ前に買ったまま寝かせている『知の考古学』が手元にある。腹を括ってこいつに手を出そうかどうか、思案中だ。