Facebookなんかを見ていると、宣伝のポストについ乗せられてしまうことがある。つい先日も、「マンチェスター発のアコースティック・エレクトロニカユニット、GoGo Penguin」なんていうのがあって、なんだそのふざけた名前、ていうかアコースティックなのにエレクトロニカって何言ってんだお前。などと思いつつその動画を見たら、これええやんけ、とあっさりヤられてしまったと。で彼らの"A Humdrum Star"という最新作を入手してみたわけです。
- アーティスト: Gogo Penguin
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 2018/02/09
- メディア: CD
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けれども実際、このアルバムだって、先入観なしになんとなく聴いたら、アコースティックだとはなかなか気づかないかもしれない。それぐらいにエレクトロニックな音。ピアノとベースとドラムだけなのに。実は彼らの昔のアルバムも視聴してみたのだけど、ここまでエレクトロニカっぽくはなかった。どちらかというと、ちょっと上原ひろみのトリオ・プロジェクトっぽい、ジャズよりの雰囲気。それを生音だけでこんな感じにして、単調な中に心地良いゆらぎのようなものがある、なんとも中毒性の高い作りになっているのだな。何だかよくわからんが、すごいヤツらだな。