野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ブラックアイスバーンにチューイして!

仕事でわりとあちこち行くことが多いのだけど、東北地方では、福島県より北に足を踏み入れたことが無かった。
それが今回、六ヶ所村へ出張することになった。
山形や宮城を飛び越して、一気に青森だ。それも六ヶ所村ってあんた。

とある友人に「1月に出張で六ヶ所村へ行くことになった」と告げたら
「ええっ、あの頭にロウソク立てて祟りじゃー!って言うやつ」って、
節子、それ六ヶ所村やない。八つ墓村や…

伊丹から青森まで飛行機で。そして青森空港でレンタカーを借り、六ヶ所村まで約2時間のドライブだ。
ちなみに六ヶ所村には三沢空港の方が近い。なので最初、伊丹 ー 三沢のフライトを調べてみたのだが運賃がずいぶん高かったので、仕方なく青森にしたのだ。でも、青森行きでもけっこう高い。実は三沢行きとさほど変わらない。うーむ、青森行きってもっと安い値段が出ていたような気がするんだけどな…
まあそれはとにかく。NH1851便は定刻よりやや早め、10時半ごろに青森空港に到着した。空港付近は雪が降っていた。
その後、東京からやって来る同行者と合流し、レンタカーで六ヶ所村へ向かう。途中、目的地まで30分ほどの距離まで近付いたところで昼飯を食べることにした。ラーメンなんか良いんでないの、ということでググって出てきた「かつ亭」という店に入ってみた。この店、ラーメン屋というよりとんかつ屋じゃないの?いや、別に良いんだけども。
いろいろと迷ったが、結局は日替わりの定食を選んだ。

味噌汁のかわりにラーメンが付いてくる、という感じだろうか。ラーメンは意外と味が薄かったが、鶏むね肉のカツは、なかなか美味かった。
それにしても、店内にいた地元のおっちゃん達の会話がビタ一文理解できなかったのが衝撃的だった。未だに、あれは本当に日本語だったのか?と言われても確信が持てない。

さて、無事に目的地に到着し、仕事の方はまあ、何というか六ヶ所村くんだりまで来てコレかよ、という正直グダグダな感じにちょっとげんなりしつつも本日の予定は終わり。
それにしても六ヶ所村日本原燃の核燃料再処理工場があるってのは知ってたが、それ以外にもそこかしこに風力発電があったり、ソーラーパネルがずらっと並んでたり。

そんなに人口が多いと思えない村だが、やけに立派な道路が通っていたり。なんとも言えない異様な雰囲気だった。

泊まったホテルは、一応ビジネスホテルを謳ってはいるが、悪く言えば収容所、よく言えば寮、という雰囲気の外観ながら、わりと新しいホテルらしく、この辺りにしては高めの価格設定ではあるが部屋はきれいだしなかなか悪くない。夕食もけっこうイケる。そう、夕食付きにできるのだ。もちろん素泊まりプランもあり、だが、どこかに食べに出るって言ったって車でないと行けないし、わざわざ出かけたくなるような店があるのかというと…
せめてビールぐらいあれば良いのだけど、ホテル内には自販機も見当たらない。近所のコンビニに買いに行くったって車で10分とか何とか、どうもそんな気分にもならず、今日はもうおとなしくしとくか、てなわけで晩飯食べたらあとはもう部屋でふて寝するしかおまへんわな。
まあ良いさ、今週は今日ぐらいしか休肝日も確保できそうにないし。