野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

それなりの事情ってもんがあるんですよ

今月の下旬(ってもうすぐだ)に海外出張を予定していて、フライトを検索していたのだが、いやもうロクな便が出てこない。
ヨーロッパの大体の都市には、関空を朝出たらどこか(フランクフルトかアムステルダムかパリ)で一度乗り換えをして同日の夜に着く、っていうのが普通だと思うのだけど、どういうわけか翌日に着く便しか出てこない。おまけに復路は、大阪に着くのが現地を出て2日後になっている。どういうことだ?とよく見たら、たとえばスキポール空港での待ち時間が12時間、とかになっている。
行き先がバレンシアなんていう微妙に辺鄙なところだから、とは言え、あんまりだと思う。やはりコロナの影響で減便されているのだろうか。加えて、直前すぎるから、というのもあるのかもしれない。
ただでさえひどい選択肢ばかりなのに、復路は国内線の乗り換えができない、という制約もある。検疫の後は公共交通機関を利用できないからだ。もし羽田着の便を選んでしまったら、コロナ専用ハイヤーに東京から大阪まで乗るか(えげつない料金だ)、レンタカーを自分で運転して乗り捨てするか(これまた料金がバカにならない上にそもそもそんな予約ができない)、14日間羽田空港近くのホテルに隔離されるか(勘弁してくれ)、のいずれかになる。
何とも酷い話じゃないか。
って、こんな時期に海外出張しようってのがそもそも間違っているのだろうなあ。