光陰矢の如し。最近では書店で新刊を見かければ、「ああ、あれからもうすでに2ヶ月が経ったのか」と思ってしまうのが、グイン・サーガシリーズ。その最新刊「流れゆく雲―グイン・サーガ〈107〉 (ハヤカワ文庫JA)」が出ていたので、早速読んだ。例によって、あっという間に。
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/04
- メディア: 文庫
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まったく、とどまるところを知らないとはこの事か。ネタが尽きる、とか書きあぐねるということが無いのだろうか。書いてるのはこのシリーズだけではなく、原稿用紙にして月に千枚以上のペースの生産量らしい。そう、もうここまで来ると、「執筆量」ではなく「生産量」という表現のほうがしっくり来る感じだ。あとがきで、「ひょっとしたら本当に200巻までいくかも」と書かれていた。勘弁してくださいよ栗本センセ。70歳近くなってもまだグイン・サーガ書き続けるつもりですか?