あっという間に読んでしまいましたよ、「嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)」。
- 作者: 山田宗樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/08
- メディア: 文庫
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なかなかの「リーダビリティの鬼」だ。さて、この松子さん、やっぱりちょっと問題あると思った。ちょっと解説から抜き出すと、
- 家族の支えがない
- 男を見る目がない
- 運やツキがない
- 人生の方針がない
の、ないないづくしが彼女の転落劇のポイントなのだそうだ。実にうまいこと書いてるなあと思う。「人生の方針がない」、まあいわゆるところの「ビジョンがない」っていう感じだろうか。やっぱりそういうのって大事なんだろうな。自分の内なる声を見つけ、それに耳を傾けんといかんわけだよ。
しかしアレだね、やっぱり誰でも何かのはずみで人を殺してしまったり、なんていう事は可能性としてあるもんなんだろうか。・・・クルマの運転なんかしてたら、十分にあるな。冷静に考えてみれば、なかなか恐ろしいことだよ。