11月13日のエントリに、風呂の湯が湧かなくて云々、と書いた。
翌日メーカに連絡して、修理に来てもらったのだがそのときは、再現セズ、だった。まあ良くある話だ。あれから10日ほどが経過した一昨日、また同様の現象が発生した。風呂が湧かない。
「自動」もしくは「追い焚き」を指定すると数分ぐらいは頑張っているが、じきにエラーコードを操作パネルに表示し、動作を停止する。数回リトライしたが、状況は同じだ。本日もう一度メーカに出動を要請したところ、今回はめでたく(?)不具合が再現され、修理作業に着手することと相成った。修理費用は、2万弱〜3万円といったところか。決して安くはない金額だ。それでも、これはまだマシな方らしい。実は同じマンション内で同様の不具合が多発しているようだ。要するに給湯器とその周辺が、もう寿命なのだ。とある世帯においては、修理代がなんと三十数万円という法外な金額に達するケースもあると伝え聞く。恐ろしい話だ。ある日突然風呂に入れなくなり、今まで通り風呂に入りたくば30万円を支払え、と要求される。まさに平凡な日常に潜む陥穽と言えよう。
当家の場合、この故障がまさに今のタイミングで発生し、また数万円の出費で済んだのは僥倖と受け取るべきであろう。ここ数日、入浴はシャワーでお茶を濁しているのだ。これがあと半月も遅く、冬本番となった状況において湯船に浸かることもままならないとなれば、これは相当の肉体的・精神的両面でのダメージを被ることになるだろう。日本人としてのアイデンティティを喪失しかねないほどの苦痛と言っても過言ではあるまい。
とにかく何でも良いからとっとと修理してくれ。