やっと三国志も読み終わったので、放置していた「遠いうねり―グイン・サーガ〈127〉」を読んだ。
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: 文庫
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「あとがき」の日付は4月の終わりになっている。だいたい亡くなる一ヶ月くらい前だ。だから、これから出てくるのはせいぜいあと1巻ぐらいだろう。それもちゃんと校正されているかどうか。どうするんだ、こんな話にしてしまって。スカおじさんもヒゲを剃ってイメチェンしたのに。
しかしヴァレさんも、やたら「人材がいない」とボヤきまくりながら何でもかんでも自分でやってたら、孔明センセイみたいに過労死してしまうぜ。失敗しても良いから、もっと仕事を任せることによって人を育てるんだよ。
てなことを言えるのは、まだ余裕があるからなんだろうな。もう後がない戦場であったり、崩壊寸前の国政で、絶対に失敗できない状況ってのもやっぱりあるんだろう。大変だな。でもまあ、生身の人間である孔明と違ってヴァレさんは上級魔導士だから。