一般的な飲食店においては、「飲み放題」オプションを選択可能であることが多い。昨今ではこれに「空いたグラスと交換」なる制約条件を課されるケースがある。なるほど追加注文の飲み物を受け取るに際して「空いたグラスと交換」するのは理に適ったことであると言えよう。しかしながら、このルールをさらに拡大し、飲み物を追加で注文する時点においてグラスが空いていることを要求するという事例が散見されるのだが、これはいささか問題ではないか。所望の飲み物を追加注文し、空いたグラスを店員に渡してしまったら、それから注文した飲み物が運ばれてくるまでの時間を一体どのように過ごせば良いというのか。どういうわけか、このように理不尽なルールを押し付けてくる店に限って、注文した飲み物は待てど暮らせど運ばれてこないものと相場が決まっているのだ。このように運用しているシステムを「飲み放題」と称するというのは、一種の誇大広告ではないかと考えるのだがいかがか。本来ならば、「空いたグラスと交換」ルールを適用するにあたっては、注文してから当該商品が供されるまでの時間をロスタイムとして積算していき、そのぶん「飲み放題」の制限時間は延長されるというのが公正なシステムであると言えないだろうか。場合によっては公正取引委員会への提訴も辞さない考えでいるので、その点ご承知置き願いたい。
…あかん、冗談半分で書いてたら、だんだんと本気で腹立ってきた。ていうか「ご承知置き願いたい」って一体誰に言うてんねん。もう寝よう。