野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

やめてやる

住宅金融公庫から借金をしていると、「機構団体信用生命保険(共済)特約」というのにいつのまにか加入している。債務者であるこのわたくしにもしものことがあった場合に貸し倒れになることを公庫が恐れているのだろう。

この制度は、お客様に万一の事があった場合、ご家族の住宅ローンのご負担をなくすためのものです。
お客様の安心のため、加入を継続されますようお勧めいたします。

とある。なんだかおためごかし臭がぷんぷんするぞ。
今まであまり気にも留めていなかったが、先日来た通知をみると、年間の特約料43,500円を口座から引き落とす、と言っている。え、えらい高いやないか。さらによく見ると、特約料は掛け捨てで、生命保険料控除の対象にもならない。どうも内容が不明瞭なわりに特約料が法外な気がするので、脱退することにした。案内には

一度脱退されますと再加入はできません。事前にご家族等とよくご相談ください。

と脅し文句が書かれている。ふむ、これはどうやらさっさと脱退した方がよさそうだ。
この脱退手続き、所定の書面「任意脱退届」を取扱金融機関へ提出しなければならない。ああまた銀行か。最近この手の話がうまく行ったためしがないのだが、背に腹は変えられない。26日に引き落としをするというから、さっさと手続きをしないと大変なことになる、と本日の昼間に仕事を抜け出して銀行へ行ってきた。やはり悪い予感は的中して、一発で手続きは完了しなかった。といっても悪いのは俺様で、引き落とし口座の届出印を持って行ってなかったからだ。そんなのちょっと考えれば必要になるだろうことはわかりそうなもんだが、ぼーっとしとったらアカンぞ俺様。まーでも、今日の銀行の担当者はわりとちゃんと対応してくれた。口座のある支店とは違う所で手続きをしたのだが、そのへんはうまいこと処理してくれるらしい。俺様が届出印を持ってなかったため今日は手続きできなかったけど。とりあえず用紙は貰って帰ったので、これに必要事項を記入し、来週引き落とし口座のある茨木支店で、俺様の代わりに妻に手続きをやってもらうことにした。
まったく、どうしてこう銀行絡みの話はすんなりと片付かないのだろう。