南博さんは、中学生の時にキース・ジャレットの"Facing You"を聴いて衝撃を受けたのがきっかけで、ジャズピアニストになったのだそうだ。
その記述がある「白鍵と黒鍵の間に」を読んで以来、いったいどんなアルバムなんだと、ずっと気になっていた。
来月キースの来日公演に行く予定にしていて、この際だからあらためて彼のソロ作品を何か聴いてみようかということで、この初ソロアルバムに手を出してみたわけだ。
Facing You: Touchstones Series (Dig)
- アーティスト: Keith Jarrett
- 出版社/メーカー: Ecm Records
- 発売日: 2008/09/19
- メディア: CD
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聴いていると、ところどころに「キース節」とでもいえる手癖フレーズやヴォイシングを発見する。なるほどね、という感じだ。
来日公演で、このアルバムの中から何かやるのだろうか。まあやられても多分わからないと思うけど。