野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

用法・用量を守って正しくお使いください

以前にも触れたが、レドモンドにおける腰痛・肩こり対策が何か必要であろう、ということで中山式快癒器を導入してみることにした。

中山式 快癒器 2球式 強弱機能付 首筋 肩用

中山式 快癒器 2球式 強弱機能付 首筋 肩用

Amazonで月曜日の夜に注文したら水曜日に届き、今の世の中での物事が進むスピードの速さに今さら ながら驚愕した。いやもちろん、Amazonなんてそういうもんだ、てのは頭では理解しているのだけど、それが中山式快癒器と気持ち的にうまく結びつかない、といいますか。
でさっそく使ってみたわけですが。
うーむ、なんかあんまり「効いた!」ていう気がしない…
まあ少なくとも、「首筋 肩用」って書いてあるんだから、腰に使って効かない、てのは文句言っちゃいけませんけどね。でも、首とか肩も、何というか、「んーこんなもんなの?」ていう感じで…
それでも、無いよりはマシなはず、と信じて持って行くことにする。なんとなく、使い方にコツがあるんじゃないか、という気もするし。

ところで。
昨年の夏に「手元用」という名の老眼鏡の導入・およびメガネの刷新を行って以来、裸眼時の遠く用と手元用、ならびにコンタクト装着時の手元用、という3本での運用をしばらく続けてきた。しかしながら、これが極めて煩雑であるということがわかってきた。つまり、「近眼用メガネと老眼鏡をいちいちかけかえるとかジャマくさくてやってられへん」ということである。遠近両用を、と最初に店員に勧められたのに、つまらん意地をはって断ったのはこの俺様だ。まったく愚昧であると言わざるをえない。「愚者は経験に学ぶ」とはこのことであろう。
というわけですっかり白旗を上げた状態で、昨年末に「裸眼時手元用」のレンズを遠近両用に変えてもらうよう購入店に依頼していた。レンズができあがってくるのが1/5、しかしながら1/5、1/6ともにのっぴきならない事情(呑んだくれてただけとか言わない)により閉店までにメガネ屋へ行けないので、アメリカに戻る前日である1/7、それも閉店10分前に受け取りに行った次第である。レンズ交換作業には20分強の時間を要するというのに。いやまことに面目ない。
遠近両用、よぉでけてますわ。少なくとも本人は、まったく違和感なし。側から見たら、「あ、遠近両用!」てわかるのかも知れないけど、そんなん別に自分には見えへんし。というわけで、なんで最初からこれにしなかったのかと昨年7月の自分を呪うことしきりであるが、物事の価値を、失敗することによってしか理解できない人種というのは一定数存在するものだ。そして彼らが支払う代償のことを世間では「授業料」などと呼んだりする。
さて、一本残った近眼専用メガネの処遇をどうしたものか…