久しぶりに映画でも観ようかなと思ってAmazonビデオを物色していたら、ゴッドファーザーシリースのプライム特典が6月末で終了する、ということに気がついた。えらいことやんかいさコレ、というわけで、シリーズ最終作のPart3を観た。
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
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血の気が多くて思慮と分別が足りないために、Part1にて早くも死んでしまったマイケルの長兄ソニー。その息子(つまりマイケルの甥)というヴィンセントが冒頭で現れ、本作の主役になる。おお誰かと思えばアンディ・ガルシア。父親譲りの直情径行型というキャラ設定だが、なかなかの存在感ではないですか。
マイケルは息子のアンソニーに(カタギの仕事の)後を継がせようと考えていたが、本人は嫌がってオペラ歌手になってしまう。娘のメアリは、ヴィンセントに惚れてしまい、あいつはやめとけ、というのだがそんなの聞きゃしねえ。まったくどいつもこいつも親の言うことに逆らいやがって、てなもんだがマイケル自身がヴィトーの期待に反して海兵隊に志願してたりなんかしたんだから、まあその辺は家系ですかね、てことで諦めてもらわなあきまへんなあ。
ところでエンドロールにばーんとNicholas Gageなんて出てきて、おいちょっと待てニコラス・ケイジなんてどこに出てた?と思うがどうにも心当たりがなく、ググってみると実はコッポラはヴィンセント役をニコラス・ケイジにやらせようとしていた、なんて話もあって、ああなるほどと一瞬思ったがいやいやでも結局は出演してないじゃないかどういうことだこれは、と混乱しながらよく見ればアナタ、これはニコラス・ゲイジですよ。
うぐ。ややこしいことするなよなーまったく、と思うが別にゲイジ氏に非はない。勝手にケイジだと思ううっかり八兵衛が悪いのだ。えらいすんまへん。
前作から16年。どうしても前二作に比べると世間での評価はやや低めだが、いやなかなかどうして、やっぱり見応えありましたですよ。