野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

キミらは何がしたいんや

いつものようにリョータ君に髪を切ってもらう時にかかっていたBGMがちょっとエエ感じだったので、お、これ何?と訊いたら、Black Keysっていうバンドです、何かギターのカッコいいやつをと思って、とリョータ君。ほう、要チェックやないけ。と思ったのが数年前のこと。
The Black Keysのアルバムはのいくつかは、Amazon Musicで聴ける。古いものばかりだが、どうもそっちの方が最近のものよりもわたくしの好みに合うようだ。先日Amazon.comでCDを爆買いした中に、彼らのアルバム"Brothers" が入っている。

Brothers: With Live CD

Brothers: With Live CD

まあ何ともスッカスカの音。ローファイでノイジーで、重くルーズなビートと隠し切れないブルーズ風味。実にわたくしの好みですね。
この後さらに彼らは"El Camino"、"Turn Blue"というアルバムを出していているのだが、それらはちょこっと試聴した印象では、どうもすこしばかり洗練されすぎてしまったようだ。一方でAmazon Musicで聴いた1stの"The Big Come Up"とか2ndの"Thickfreakness"あたりになると、ローファイとかいうより単に下手?というか素人臭さが感じられて(それでも好きなテイストではあるが)、ちょっと聴くのが辛い時がある。この"Brothers"ぐらいの頃合いがちょうど良いのだ。
それにしてもアレだな、2ndの"Thickfreakness"の邦題が『稲妻ロッキン・ブルーズ』って… なんだかもう悪意しか感じないな。誰だこんなタイトルつけたの。