東京での仕事は午前中で終わり。夕方に歯医者の予約を入れてしまっているので、かなり早めに帰らねばならない。まあ15時ぐらいの新幹線で帰るか。
てことで昼過ぎまでオフィスで仕事して、ほなさいなら、と。
でもまあとりあえず昼メシは食べねばなるまい、と適当にその辺をうろうろして見つけた中華屋に入った。日替わり定食が豚の角煮ですと?
いやーこれは美味かった。麻婆豆腐はまあ、おまけみたいなもんなんで、こんなところかなと思うけど。角煮が美味いよね角煮。
店内で中国語が飛び交う、本格中華でございました。
さてここから六本木へ向かう。ドサクサに紛れて国立新美術館で開催中のジャコメッティ展に行くのだ。会期は9/4までなので、ここを逃してしまうともうチャンスがないのだ。てかなんで大阪に来ないんだコノヤロ。
今回の展示会はサン=ポール・ド・ヴァンスのマーグ財団美術館のコレクションが中心であるらしい。今までまとまった数のジャコメッティ作品を観たのはチューリヒ美術館ぐらいだったので、初めて観る作品が多数。あんな「マッチ箱に入ってしまう」ような極小の彫刻作品もあったのな。そして「ヴェネツィアの女」は圧巻だ。「猫」はクレーの「嗅ぎつけた獣」にどことなく似てるな…
時間があまりなく、かなり駆け足でだったが、なかなか楽しめた。
こういうのはやっぱり、多少無理をしてでも、行ける時に行っとかないとね。