『国家の罠』を読んだら、やはり副読本として『獄中記』も読まねばばらない。いや、読まねばならないのかどうかは知らんけど、何となく。でも、『国家の罠』はすでに2回読んだというのに、あのボリュームに恐れをなして、『獄中記』にはなかなか手を出せずにいた。そういう時にKindleは、少しだけハードルを下げてくれる。ぶっとい外観にビビってしまう、ということはなくなるから。
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: Kindle版
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そういえば同じ東京拘置所に拘留されていたカルロス・ゴーンは「電話もコンピューターもなく、どう自身を弁護できると言うのか」なんて憤ってたらしいけど、ボールペンとノートは使わせてもらえるみたいだし、マサルちゃんみたいにいろいろメモしといたらよかったんじゃないの?後で本でも書いたらどうよ?
ちなみに、これって15年以上前に出た本だけど、今読むといろいろ味わい深い。
私が見るところ、最も危険なシナリオは、「日本の総理大臣は弱い。総理特使を送り、秘密交渉を行っても、その責任をとることができない。日本を相手に交渉する場合、政治家は迂回した方がよい」 との認識をプーチン大統領が持つことです。
とかね。あーあ、どうすんのよ。