野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

読書

ロージャってどうしようもないクソ野郎だよね

『『罪と罰』を読まない』を読んだらずいぶん面白かった。『罪と罰』を読んだことのない4人が集まって、断片的な情報をもとにストーリーの詳細を推理する、という内容だ。わたくし自身はずいぶん昔に読んだ。ひょっとしたら2回ぐらいは読んだかもしれない。…

本題はそちらではなくて

「恐怖は想像力の代償だ」 映画『レッド・ドラゴン』の中で、FBIの捜査官ウィル・グレアムがハンニバル・レクター博士と対面するシーンに出てくる台詞だ(「想像力の代償は、恐怖だ」だったかもしれない)。 あれって原語では何て言ってるんだろう?と思って…

We gotta install microwave oven

日本の農業就業人口は減少の一途をたどっていて、だから国としても新規就農をサポートしたりするのだけど、素人がいきなり思いつきで始めてすぐにモノになるほど農業ってのは甘かねーんだよ。 ということですわね。農ガール、農ライフ (祥伝社文庫)作者: 垣…

何度でもぷぷぷと笑った

ASIAN KUN-FU GENERATIONって別にキライじゃないけど、正直それほど好みじゃない。でもゴッチこと後藤正文の言動にはちょっと注目していた。で、『何度でもオールライトと歌え』も読んでみたいと思っていた一冊。何度でもオールライトと歌え作者: 後藤正文出…

カナマロって何語なんだろうと思ったら

『内閣調査室秘録』という本がやたら面白い、と誰かがTwitterに書いていたので、読んでみた。内閣調査室秘録 戦後思想を動かした男 (文春新書)作者: 志垣民郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/07/19メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る現在…

あれもこれも入ってへんやないか

どうも最近、何でもかんでも「教養としての」って付ければ良いって思ってないかお前ら。ほら、また出てきたよ『教養としてのロック名盤ベスト100』って。教養としてのロック名盤ベスト100 (光文社新書)作者: 川崎大助出版社/メーカー: 光文社発売日: 2019/07…

頭のてっぺんから爪先まで

群ようこさんは1994年に『肉体百科』という「人間の肉体にまつわる抱腹絶倒エッセイ集!」を出していたらしい。残念ながらわたくしはそれを読んだことがないのだが、今回その続編とも言える『よれよれ肉体百科』を先に読んでしまった。よれよれ肉体百科 (文…

何でもかんでもオマジナイやでしかし

レイさんにお借りした『お咒い日和』。ぱっと見で『お笑い日和』と読んでしまった。老眼鏡作り直した方が良いかな。お咒い日和 その解説と実際 (幽BOOKS)作者: 加門七海出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/07/28メディア: 単行本この商品を含むブログを…

たしかにめっちゃヅラっぽいけどたぶん違うと思う

『大阪的』は前から気になっていた。今回貸してもらったので読んでみた。100ページ強のボリュームで、わりと気軽に読める感じなのだな。大阪的 (コーヒーと一冊)作者: 江弘毅,津村記久子出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2017/03/16メディア: 単行本(ソフ…

俺もないけど心配すんな

『老後の資金がありません』は2015年9月に発刊された。「老後2000万円」が問題になるより4年近くも前のことだ。老後の資金がありません (中公文庫)作者: 垣谷美雨出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2018/03/23メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) …

俺様に未来はあるのか

『白い巨塔』の後に何を読もうか、ということでKindleストアから『世界の未来 』という本を先週ダウンロードし、一週間ほどかけて読んだ。世界の未来 ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本主義 (朝日新書)作者: エマニュエル・トッド,ピエール・ロザン…

マサルちゃんもお手上げってか

『暴走する世界』という本があったのか。知らんかったな。『グローバリゼーションは何をどう変えるのか』というのが副題だ。 一方で『「暴走する」世界の正体』は、『最強論客が読み解く戦争・暴力・革命』ってなわけで、最強論客とはつまり佐藤優、宮崎学と…

紺屋の白袴ってやつですね

『白い巨塔』もついに最終巻、第5巻だ。白い巨塔(五)(新潮文庫)作者: 山崎豊子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/11/04メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るありとあらゆる工作をしまくった学術会議選の結果が出て、そして佐々木庸平さんの…

恥を知りなさいってのはこういうことよ

『白い巨塔』第4巻。白い巨塔(四)(新潮文庫)作者: 山崎豊子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/11/04メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るかなり危ないんじゃないか、と思わせながらも医療過誤の裁判で勝訴となった財前君。なんと今度は鵜飼…

フランクフルトまで30時間もかかるのかよ

『白い巨塔』第3巻。噴門癌の手術をした佐々木傭平さん、一週間後に肺に転移していた癌が急に増悪し、癌性肋膜炎を発症して死んでしまったよおい。白い巨塔(三)(新潮文庫)作者: 山崎豊子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/11/04メディア: Kindle版こ…

五郎ちゃんもすっかり偉なって

いよいよ教授選、財前君これからどうするのかね、という『白い巨塔』第2巻では大学病院だけではなくOB会やら外部の医師会、他大学、さらには厚生省の役人まで暗躍し始めて、これはいよいよ大ごとになりつつも、まあ収まるべきところに収まった。でないと話が…

財前教授の総回診が始まりました

『白い巨塔』ってたしかわたくしが小学生ぐらいの頃にドラマになっていて、その後も何度かドラマ化されてけっこう有名なのだけど、実はどのドラマも観たことがなければ、原作を読んだこともない。やっぱりこういうのは読んどくべきかな、と思ってついに原作…

日光って結構なんですってね

『ハゲタカ』下巻を読み終わっての感想を一言でいうと「そんな終わり方すんのかよ」かな。新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)作者: 真山仁出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るもう、どこにもはっきりと…

キャラメルコーンとかな

そういえば昨年だったか『ハゲタカ』がドラマ化されてたけども、あれって確かもっと前にもすでにドラマになっていて、そのリメイクなのよな。ちょっと気にはなるけどまだ原作を読んだことがない。そろそろ読んどくか、と思いつつ一年近く経ってやっと手を出…

フェイクに満ちた世の中だけど

日々、聞こえてくるのは、目を覆いたくなるばかりに悲惨で気が滅入るようなニュースばかり。世に心配と憂鬱の種は尽きることがなく、我々は着実に破滅へと向かっているとしか思えない。 というのは我々の思い込みで、本当のところ世界のいろんな事は、昔に比…

ちょっとラリってしまうよね

久しぶりにボルヘスでも読んでみようかな、と思ってKindleストアからむやみに長くなさそうなものを探してみた。で、『ブロディーの報告書』。ブロディーの報告書 (岩波文庫)作者: J.L.ボルヘス,鼓直出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2018/05/17メディア: …

今でもちょいちょい聴いてますが何か?

『騎士団長殺し』もあっという間に第2部『遷ろうメタファー編』の後編になだれ込んでしまった。騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(下) (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2019/03/28メディア: 文庫この商品を含むブログを見る「…

細かいところでいろいろと

『騎士団長殺し』が第2部『遷ろうメタファー編』になり、いよいよ常軌を逸した物語になってきた。騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(上) (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2019/03/28メディア: 文庫この商品を含むブログを…

カーネルサンダースみたいなアレですか

『騎士団長殺し』の第1部には『顕れるイデア編』という副題がついている。どういうことやねんそれは、と読む前には思っていたのだが、下巻まで読むと実際にイデアが顕れてびっくり。騎士団長ってイデアだったのか。ってこんなこと書いても、読んでない人には…

だから鈴はヤバいって

やっと『騎士団長殺し』に取りかかることができる。文庫化されてすぐに買ったのに、2ヶ月も寝かしてしまっていた。騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上) (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2019/02/28メディア: ペーパーバック…

1、2の次は「たくさん」ってことですよ

ほう。ついにエッセイですか柳広司さん。『二度読んだ本を三度読む』。岩波新書ってのが渋いね。二度読んだ本を三度読む (岩波新書 新赤版 1776)作者: 柳広司出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2019/04/20メディア: 新書この商品を含むブログを見る柳広司氏…

カトラーは昭和の男だね

いったいどんな経緯だったのかよく覚えていないがとにかく、『闘うプログラマー』を初めて読んだのは、もうかれこれ25年ほども前の話だ。それでWindows NTというのを知り、強い興味を持ったので、なんだか適当な理由をつけて仕事で使っているPCにWindows NT …

納豆食ってるんすけど

本屋でふと『最高の体調』という本が目に止まった。最近多いよなこんな感じの本。シリコンバレー式とかスタンフォード式とか、そういう感じか?と、なんとなく手にとってぱらぱらと読んでみる。最高の体調 ACTIVE HEALTH作者: 鈴木祐出版社/メーカー: クロス…

Growling Tiger, Roaring Dragon

『風の万里 黎明の空』の下巻。風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)作者: 小野不由美,山田章博出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/09/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (75件) を見る景王となった…

文句があったら、いつでもベルサイユにいらっしゃい

『十二国記』revisited企画も、新作が具体的に今年のいつ出るのかまだ不明なので、少しばかりスローダウンさせている。そんな中で『風の万里 黎明の空』の上巻。風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)作者: 小野不由美,山田章博出版…