UAって、別にキライじゃないけど、特別好きなわけでもなかった。まああの独特の声は、どちらかというと好きな部類に入るかな。
なぜか知らないけど、少し前からちらちらと視界の隅に入ってくるアルバムがあった。たぶん、Amazonの「この商品を買った人はこんな商品も…」とか、iTunes Storeの「JUST FOR YOU」とか、その辺だろう。ある日なんとなくiTunes Storeで試聴して以来、ちょっとびっくりして、ぜひとも手に入れてじっくり聴いてみたいと思ったのが、UAと菊池成孔による「cure jazz」だ。
- アーティスト: UA×菊地成孔
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/07/19
- メディア: CD
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まず、ジャケットが良い。クールだ。そして、UAのボーカルが良い。アルバムの半分はジャズのスタンダードで、半分は菊池氏のオリジナルらしいが、とにかくそんなジャズを唄うUA、こんなの知らんかった。めっちゃナチュラルで、すごい貫禄。たまらん。
菊池成孔という名前も、何か見たことある、という程度(そもそも読み方がわからなかった)だったけど、彼のサックスも良い。時にワイルド、そしてアグレッシブでありながらもクール。
アルバムもiTunes StoreじゃなくてCDを買って良かった。ライナーノーツに書かれている解説、そしてすべてのトラックの歌詞につけられた対訳、これらはすべて菊池氏によるものだが、これらがまた良い。このヒト、文才もあるのねー。
とにかく、名盤ですな。