帰省中につき、小学校の同級生と一杯やっておったわけですが。
鳥取の駅前からちょっと歩いたあたりに、NORGRANというバーがある。カウンターのみで6席しかない、小さな店だ。
数百枚におよぶジャズのレコードのコレクションが壁面を埋め尽くしている。客のリクエストに応えながら、そのレコードをずいぶんと金のかかってそうなオーディオセットでかける。一人でやっているというのに、メニューもなんだか面倒くさそうななものがある。まあはっきり言って、ちょっとやり過ぎの店である。でもそのやり過ぎな感じのためか結構な人気店であり、満席のため入れないということがよくある。
今年の正月に、久しぶりにその店で飲んだ。今回も行きたいな、と思っていたらなんと、閉店してしまっていた。なんてこった。
ま、実際のところは「さもありなん」という感じだけど。あんまり採算とか効率性とかいうところはあまり考えてないようだったし。
でもそういう店こそ、細々と生き残ってほしいのだけどね。ままならんもんですな。
