実は他人事じゃないみたいだけど

何かKindleで面白そうな本ないかなー、と探していて「99％対1％ アメリカ格差ウォーズ」を見つけた。

９９％対１％　アメリカ格差ウォーズ (講談社文庫)

内容はもう、タイトルの通りなのだけど、とにかくアメリカの医産複合体がやっていることのえげつなさ、共和党の保守系議員たちのデタラメぶりには、本当にこんな話があるのかと驚いてしまう。合衆国の議員って、深刻な知性の不調があってもなれてしまうものなんだろうか？政治家のトンデモぶりもさることながら、それ以上に信じがたいのは、それを支持する保守層の国民だ。彼らは必ずしも1%の富裕層とか中流以上というわけではないはずだ。にもかかわらず、いずれは自分たちの首を絞めるような政策を実行しようとする政治家をサポートするのだから、まったくわけがわからない。アナタたち騙されてますよ。そう、アメリカ市民を騙すのに一役かっているメディアっていうのも相当ひどいのがあるようで。さいきん日本でも某放送局とか、とある新聞社なんかの偏向報道がいろいろ問題になっているが、FOXなんか、ちょっとこんなの本当にあるの？というレベル。さすがアメリカってのは、ロクでもない連中の腐れっぷりもスケールが違いますなぁ。