野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

うまいこと考えよったな

引っ越してから何度か、Amazon.comで買い物をした。日本のAmazonで買い物をする時は、「出荷しました」メールを受け取った翌日には商品が届いていることが多い。だがアメリカでは、出荷してから届くまでに、何日もかかる。下手すると一週間ぐらい。なるほどやっぱりアメリカってデカいんだな、と実感させられる。だから、お急ぎ便が無料になるAmazonプライムも、値打ちがあると言えるだろう。まあその分年会費も、$99と法外に高い(日本は3,900円)のだけども。

さて何日もかかって無事に配達されたとして、次の問題は荷物の受け取りだ。
いま住んでいるアパートは、快適で気に入っているのだが、ちょっと不便なのは宅配ロッカーが無いということだ。書籍とかCDぐらいなら郵便受けに入れてくれるのだろうが、ある程度以上大きいものはすべてLeasing Office(管理事務所みたいなもんかな)に預けられてしまう。荷物を受け取るとLeasing OfficeはごていねいにもSMSを送ってきてくれたりするのだけど、受け取りはLeasing Officeが開いている時間に行かなければならない。んなあんた平日の9時-18時に来いとか言われても無理ですやん。
こいつあちょっと不便だぜ、と思ったが、いやちょっ待てよ、と気がついた。日本ならば「コンビニ受け取り」という手があるじゃないか。だったらアメリカだって同じような受け取り方法が… と調べてみたら、ほらね、Amazon.com Lockerってのがあるじゃないですか。要するにロッカーに入れとくからそいつをピックアップしろという、なんかちょっとヤバいブツの受け取りっぽい感じもあるがこれは便利そう。調べたところレドモンドだけで何ヶ所もある。一番近いのが、アパートから徒歩5分の距離にあるセブンイレブンだ。もちろん24時間営業。
こりゃいいや、てんでさっそくStackable Kitchen Cabinet OrganizerとかDesktop Office Supply Caddyなんてものを注文してみた。で、出荷したぜよ、のメールを受信した数日後に、ロッカーに入れたよ!というメッセージとともにPickup Codeとバーコードの入ったメールが来たので、仕事帰りにセブンイレブンへ寄ってみた。おお確かにロッカーがありますな!
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この真ん中あたりにあるタッチパネル端末で、メールに書かれていたPickup Codeを入れるか、スマホの画面に表示させたバーコードをスキャンすれば、ブツの入ったロッカーの扉ががちょん、と開くわけだ。うーむこりゃすごい。さすがAmazon
というわけで、なまじデカいだけに雑然としてしまいそうなキッチンカウンターも、なんとかすっきりと整理できそうでございます。
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