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野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

CとGでは大違い

久しぶりに映画でも観ようかなと思ってAmazonビデオを物色していたら、ゴッドファーザーシリースのプライム特典が6月末で終了する、ということに気がついた。えらいことやんかいさコレ、というわけで、シリーズ最終作のPart3を観た。

ゴッドファーザー PART III [DVD]

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コルレオーネ・ファミリーもずいぶん立派になり、ついにはヴァチカンなんかも絡んだちょっとスケールの大きい話になってきている。ラスベガスの博打利権でさんざっぱら稼いだ挙句に、「私たち、普通のおじさんに戻りたい」なんて言って、ややこしい連中と縁を切って自分らだけカタギになろうなんて、そんなムシの良い話はないでしょうあなた。ていうような話。
血の気が多くて思慮と分別が足りないために、Part1にて早くも死んでしまったマイケルの長兄ソニー。その息子(つまりマイケルの甥)というヴィンセントが冒頭で現れ、本作の主役になる。おお誰かと思えばアンディ・ガルシア父親譲りの直情径行型というキャラ設定だが、なかなかの存在感ではないですか。
マイケルは息子のアンソニーに(カタギの仕事の)後を継がせようと考えていたが、本人は嫌がってオペラ歌手になってしまう。娘のメアリは、ヴィンセントに惚れてしまい、あいつはやめとけ、というのだがそんなの聞きゃしねえ。まったくどいつもこいつも親の言うことに逆らいやがって、てなもんだがマイケル自身がヴィトーの期待に反して海兵隊に志願してたりなんかしたんだから、まあその辺は家系ですかね、てことで諦めてもらわなあきまへんなあ。

ところでエンドロールにばーんとNicholas Gageなんて出てきて、おいちょっと待てニコラス・ケイジなんてどこに出てた?と思うがどうにも心当たりがなく、ググってみると実はコッポラはヴィンセント役をニコラス・ケイジにやらせようとしていた、なんて話もあって、ああなるほどと一瞬思ったがいやいやでも結局は出演してないじゃないかどういうことだこれは、と混乱しながらよく見ればアナタ、これはニコラス・ゲイジですよ。
うぐ。ややこしいことするなよなーまったく、と思うが別にゲイジ氏に非はない。勝手にケイジだと思ううっかり八兵衛が悪いのだ。えらいすんまへん。

前作から16年。どうしても前二作に比べると世間での評価はやや低めだが、いやなかなかどうして、やっぱり見応えありましたですよ。