野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

牡蠣食えよジェームズ

『007 スカイフォール』の感想をきっかけに、さるお方から松岡圭祐の小説『ジェームズ・ボンドは来ない』を紹介され、読んでいるうちに007シリーズの過去作品には日本を舞台にしているものもあるてなことを知り、それなんだか無性に観たくなってきた… てなわけでAmazonビデオにてショーンコネリー主演の『007は二度死ぬ』を観た。

いやはや何とも、どうコメントして良いのかよくわからないのだけどもとりあえず「丹波哲郎かよ!」と、そこだけは押さえておきたい(それにしても丹波哲郎があんなに流暢に英語を操るとはしらなかった)。それ以外の個別具体的な事例に対する諸々の見解(=ツッコミ)について、残念ながらわたくしはもはや適切な言葉を持たない。というか、どこから手をつければ良いのか途方に暮れる、といったところか。とりあえず、姫路城が忍者の訓練所になっているのは抱腹絶倒としか言いようがない。あと、ショーンコネリーの髪を黒くしたところで、あれ、どこをどうひっくり返しても日本人には到底見えないんですけど。
ちなみにボンド君は『スカイフォール』の冒頭でも死んでいたから、実は『007は(少なくとも)三度死ぬ』、が正確だな。そりゃそうと、UKでは水葬が普通なんだろうか?